『パズルノベル16の謎』(ニコリ)

 問題編の中にはいずれもパズルが折り込まれており、そのパズルを解くことにより、謎が明かされる。暗号、迷路、数学パズルなど、パズルの種類は色々。全部で16編。いずれも短編形式になっており、一応読み物の形にはなっている。
 この手のパズルにはほとんど興味がないので、なぜ買ったのか自分でもわからない。もちろん、パズルを自分で解くなんてことはせず、すぐに解答を見ている。
 パズルノベルと謳っているので、ノベルの中にパズルが登場する必然性がほとんどの作品で一応は描かれている。しかし例外もある。よりによって1話目。しかも作者は矢野龍王だ(笑)。死者の最後の言葉がふくめん算(一応ネタばれなので伏せ字にしておく)なんて、常識外れの設定にもほどがあるぞ。いくらパズル主体とはいっても、それはないだろう。




泡坂妻夫『比翼』(光文社文庫)

 恋人が身を引いた理由が、片方だけ不自然にずれた着物の紋の位置から判明する。「風神雷神」。
 二十年前に亡くなった筆屋さんの作品を見て、当時を思い出す。「筆屋さん」。
 江戸時代の手品師、柳川一蝶斎の生涯を追う。「胡蝶の舞」。
 大学生である入江が見せた、予言のメンタルマジックとは。「スペードの弾丸」。
 マジックをテーマに、複雑な殺人の謎を解く。「赤いロープ」。
 カメラマンが盆栽造りの男によって、妖しい官能世界に引き込まれていく。「思いのまま」。
 危篤寸前のお村さんが譫言で読んだ名前の正体は。「お村さんの友達」。
 ペアルックに拘る女心の奥に潜む危険な香り。「比翼」。
 望月警部と斧技官が、女性の不審死の謎を追う。自殺か、他殺か。「記念日」。
 単純な不倫殺人事件の裏にある真実。「好敵手」。
 明治初期、女中と奉公先の娘との間の物語。「花の別離」。
 一の部屋/職人気質、二の部屋/奇術の妙、三の部屋/怪異譚、四の部屋/恋の涯と四部仕立てに別れた泡坂妻夫の名人芸を楽しむ短編集。

 一の部屋は泡坂の本職である紋章上絵師が登場する職人の物語。二の部屋は奇術を題材とした物語。三の部屋は官能と怪談の世界。四の部屋は恋愛もの。泡坂の様々な作風を物語る短編がまとめられた作品集。
 短編の名手、泡坂らしい作品集。何も考えず、泡坂の世界を堪能すればいい。名人の至芸を十分に噛みしめるがいい。円熟ということばは、泡坂のためにある言葉だ。




上野正彦『死体の叫び 保険金殺人鑑定』(ぶんか社)

 近年増え続ける保険金殺人。本来なら弱い人たちを守るシステムである保険制度が、悪用され続けている。東京都の監察医として30年間、多くの死体を鑑定してきた作者は、医院を辞めた現在でも民事訴訟で事故死体の鑑定を依頼される機会が多い。その中には、自殺もしくは他殺といった保険金がらみのトラブルも少なくない。作者は、丹念に検死を行えば、死体自らが残した痕跡により、真相が判明すると説いている。それこそが、保険金がらみのトラブル、そして保険金がらみの犯罪を根絶する鍵である。
 本書は、作者の永年の鑑定から保険金がらみのトラブルを取り上げ、監察医や法医学者の手に掛かれば保険金がらみの偽装が見破られるという事実を証明している。作者はいう。保険金殺人に、完全犯罪はない、と。
 取り上げられている事件は、1986年2月のマニラ保険金殺人事件、1998年の長崎・佐賀保険金殺人事件、1998年の和歌山毒物カレー事件、1986年のトリカブト殺人事件、2000年の愛知替え玉保険金殺人事件、1974年の別府母子3人偽装殺人事件、その他放火殺人事件(無罪判決)、転落死事件などである。
 巻末には保険金殺人を取り扱った『黒い家』の著者、貴志祐介との対談が収録されている。

 作者は『死体は語る』『死体は生きている』などのベストセラーを出した元監察医。様々な死体鑑定ものの著書があるが、本書は保険金殺人をテーマにしているところが目新しいところか。その点を除けば、他の著書と変わるところはない。
 作者は「保険金殺人に完全犯罪はない」と書く。しかし、こうも書いている。「ずさんな検死は許されない」とも。事実、ずさんな検死が、保険金殺人による一攫千金を招いているといっても過言ではない。和歌山毒物カレー事件の被告や長崎・佐賀保険金殺人事件の被告は、一度は保険金殺人(未遂)等により、多額の金を得ているからだ。そう考えると、必ずしも「完全犯罪はない」とは言い切れないかもしれない。事実、まだ露見していない保険金犯罪もあるだろう。保険会社、警察、そして監察医などがしっかりしていれば、保険金犯罪は必ず露呈する。そう作者は、捜査する側と捜査される側に警告をしたいわけだ。そのシステムが完備され、保険金殺人が根絶されることを祈りたい。




池田光雅『拝啓 十津川迷警部殿』(冬樹社)

 トラベル・ミステリーの名手、西村京太郎が産み出した名警部、警視庁捜査一課の十津川省三。亀井刑事と共に、数々の難事件に挑戦して毎回素晴らしい推理を展開し、事件を解決してきた。しかしその名推理も、鉄道事情に暗い読者には、分かりにくい状況がしばしば出てくる。
 本書は、鉄道に関する様々な知識と情報を提供しながら、十津川警部の推理を検証し、異なる仮設や推論を展開しようというもの。
 月刊誌『知識』『鉄道ジャーナル』ならびに季刊誌『旅と鉄道』に1985年、1986年、1988年に掲載されたものに補足加筆したものに書き下ろしを追加。1988年12月に刊行。作者は鉄道雑誌の編集を経てフリーライター、エディターとして活躍している。

 西村京太郎のトラベル・ミステリーは、現実の鉄道が舞台で、列車も全て実名で登場。さらに時刻表も市販で発売されているもの。そのため、ミステリーの中で使用されているトリックが現実に可能かどうか、検証しやすい。筆者は『四国連絡特急殺人事件』『特急さくら殺人事件』『ミステリー列車が消えた』『寝台特急北陸殺人事件』『急行奥只見殺人事件』『終着駅殺人事件』『EF63形機関車の証言』『急行もがみ殺人事件』『特急北アルプス殺人事件』を題材に、トリックを検証し、分析している。ぶっちゃけて言ってしまえば、十津川警部の推理には大きな穴が多いということだ。その中身は、実際に読んで確かめてもらえばいいだろう。
 ミステリ作品のトリック検証といえば、佐藤友之『金田一耕助さん、あなたの推理は間違いだらけ』や秋庭俊孝『森村誠一氏推理小説の間違い探し』がある。前者は作品に対する愛情が感じられるが、後者はあら探しに近い印象を受ける。ただ、ミステリに対するこのような検証は避けられないことである。そのトリックにリアリティを感じるか、ファンタジー(非現実性と置き換えてもいい)を感じるかは、作者の腕と、読者の読む姿勢にかかってくるだろう。こういうトリック検証ものについて、眉をひそめる読者は多い(こういう読者に限って、好きではない作品については非現実的なトリックだと文句を言う)。しかしこれだけの反証が書けるという時点で、筆者がそれだけ作品を読み込んでいるという事実を知っておくことも必要だろう。私はこういうトリック検証ものを、野暮なことと思わない。これもまた、ミステリのひとつの楽しみである。




翔田寛『影踏み鬼』(双葉文庫)

 若き狂言作者が師匠鶴屋南北から聞いた、大店の若主人の子供が拐かされた事件の真実と、その恐るべき顛末とは。「影踏み鬼」。
 盲人で頭に傷を負っている鳴り物芸人ヨシは言う。草鞋を脱いで世話になっている藁屋には幽霊がいると。それはかつて家を飛び出した娘の幽霊なのか。「藁屋の怪」。
 終生、私の亭主は政吉一人。政吉の三回忌を過ぎても、加代はそう思うのだ。しかし政吉は凶状持ちで、でかいだけの独活の大木だった。加代はなぜそこまで政吉のことを想うのか。「虫酸」。
 お雪は、落語家の父親が10年前に殺害された当時の錦絵を見つけた。そこには、本来いないはずのお雪とねえやのタツ子が書き加えられていた。先日殺害されたタツ子は、あえて不幸になるような人生を選んでいた。「血みどろ絵」。
 歌舞伎役者坂東彦助は、舞台で大きなトチリをしてしまい、客に笑われた屈辱から、翌日自殺した。しかしその自殺には、ある隠された出来事があった。「奈落闇恋乃道行(ならくのやみこいのみちゆき)」。
 第22回小説推理新人賞受賞作「影踏み鬼」、協会賞候補作「奈落闇恋乃道行(ならくのやみこいのみちゆき)」など、幕末から明治を舞台に描かれた5編を収録。2001年12月に刊行された単行本に加筆、訂正。

 一部で噂になっており、昨年の『消えた山高帽子』でその名前が全国に知れ渡った翔田寛のデビュー作品集。舞台が幕末から明治ということで、時代小説集にカテゴライズされているが、実は本格ミステリとしての一面も備えている。「影踏み鬼」における真相のサプライズ、「奈落闇恋乃道行」に見られる真実までの追跡と推理、「藁屋の怪」における意外な真相などは、本格ミステリファンも十分に満足いくはずだ。
 伏線の張り方が一番うまいと唸ってしまったのは「血みどろ絵」。何でもないような出来事が実は事件の真相だったというのは、本格ミステリの醍醐味の一つ。この伏線、いわれて納得いくものであって、推理するのは難しいが、それでも感心してしまった。
 幕末や明治の情緒がしっとりと描かれている舞台で繰り広げられる、人間の業の恐ろしさを描いた5つの短編。時代小説として、本格ミステリとして、じっくりと味わう一冊である。




夏樹静子『東京駅で消えた』(新潮文庫)

 大手建設会社部長・曽根寛の足どりは、帰宅途中の東京駅で見かけられたのを最後に、消えた。無断外泊などしたこともない曽根の行方を、妻と部下は必死に捜すが、やがて駅の霊安室で、死体となって発見された。続いて構内のステーション・ホテルの非常階段で若い女性の死体が……。二人の死に共通点はあるか? 犯人は東京駅に詳しい人物なのか。捜査陣をあざ笑うように第三の死体が発見される。連続殺人の裏に潜む意外な背景。(粗筋紹介より引用、一部加筆)。
 1992年、中央公論社より発売された単行本の文庫化。

 一見接点のない人物が東京駅のあまり知られざるところで殺害される。そして調べていくうちに、意外な接点が発見される。わりとありきたりなパターンの連続殺人事件ものだが、東京駅という舞台をよく調べており、隠された動機といえるものの舞台も含め、なかなかよく取材されていると感心する。
 しかも最後でもう一つトリックを仕掛けるのには感心した。感心はしたのだが、物語の流れから考えると、ちょっと違和感のあるトリックである。本格ミステリならではのトリックだが、現実的な筆致で描かれている作品には似合わない。こうして考えると、本格ミステリに出てくるトリックは、現実的ではない、ファンタジーの世界だからこそ似合うのだろう。
 このあたりのことはいつか書いてみたいと思うのだが、そうなると笠井潔を読み返す必要があるので、当分は書かないに違いない(文法が違うぞ)。




遠藤汐『昭和ロボット漫画館』(アドプレス)

 ロボット漫画第一号、田河水泡「人造人間」(昭和4年)からロボット三等兵〜鉄腕アトム、鉄人28号、サイボーグ009、ゲッターロボ、ドラえもんまで。
 昭和の少年に愛されたロボット、サイボーグ漫画、46作品を時代背景を交えて紹介。貴重な図版約70点使用!(表紙より引用)

 戦前〜終戦直後、お笑い系、アンドロイド、巨大ロボット、ロケット系、サイボーグ、変わり種ロボットと7つの章に分け、様々なロボット、サイボーグ漫画を紹介している。ロボットアニメという観点で書かれたものは多いが、漫画をこういう形で分類して紹介する評論は珍しいだろう。
 収録されている作品が多種多様。「ロボット三等兵」からアトム、8マン、ハニー、アラレちゃんといったアンドロイド。鉄人28業、13号、ガロン、ジャイアントロボ、マジンガーZといったロボット。009、超人間ケリー、電人アローといったサイボーグ。さらに山上たつひこの鋼鉄男やバカボンに出てくるロボットまで、ありとあらゆるところからここまで集めてきたその努力に感服。連載されている時代や掲載雑誌まで様々な背景を考慮に入れた解説も読みどころ満載だ。プロレス関連の著書もある作者なので、ところどころでプロレス的蘊蓄が出てくるところはご愛敬である。巨大ロボットアニメのコミック化を除き、日本にはこれだけ多種多様なロボット漫画があったということを知らされただけでも、大いなる喜びである。
 この本の最大の欠点をあげよう。それは作品がどのコミックスに収録されているか、どの版で読むことができるかが全く書かれていないことだろう。「鉄人28号」や「鉄腕アトム」「ドラえもん」ならすぐに読むことができるが、ジョージ秋山「ザ・ムーン」なんかどう探せっていうんだよ(泣)。寺田ヒロオ「ロボット兄弟」なんて、どうしたって読むことができないじゃないか。

 この本を読んで、どうしても読んでみたいと思った作品は、水木しげる「サイボーグ」。どうやら“サイボーグ”というタイトルがついた初めての漫画らしい。せっかくなので引用する。
 昭和36年、宇宙学の権威、東大の中谷博士は、講堂で、学生たちに宇宙飛行士の志願を呼びかける。10年間の訓練を経て、昭和45年、アメリカのケープカナベラルより月に向かって打ち上げられるロケットに搭乗できるというのだ。そしてそれはノーベル賞一ダースに匹敵する栄誉だと、後世に名を残す偉業だと、熱く語る。
 但し条件があった。
 「宇宙に行くためには、体を改造せねばならぬ。つまりサイボーグ(機械人間)になるのだ!」
 10人の志願者から尾花建二青年が合格し、過酷な改造手術が施される。
 寸胴な筒に大きなひとつの目、口も鼻もなく言葉も喋れない。泣くことさえできない。そんなサイボーグというより怪物になってしまった尾花を見て、恋人も実の母親さえ離れていく。
 見事訓練に耐え抜き尾花はサイボーグとして、ケープカナベラルに向かうのだが……。
 凄く読みたい。どうしても読みたい。すごく怖い漫画だと思う。読んだらトラウマになりそうだ。だけど読みたい。

 読者がこういう風に思うということは、漫画そのものもいいのだが、やはりセレクトと紹介の仕方がいいのだろうなあ。評論やガイドブックを書くなら、読者にこう思わせるだけの実力を付けなきゃだめだよ。




夏樹静子『遠ざかる影』(講談社文庫)

 宝石会社の社長龍門寺は、中国大陸からの引揚者である。佐賀の唐津に住む中谷遼子は、母親から本当の父が龍門寺だと聞かされ、龍門寺をさがして上京する。
 その頃、宝石会社では、合成宝石への進出をめぐって内紛の火が噴こうとしていた。そして殺人が――。雄大な構図と鮮やかな展開で描かれる本格推理長編。(粗筋紹介より引用)
 1980年12月に書き下ろしで刊行された作品の文庫化。

 宝石業界や引揚などに関する部分の執筆は、綿密な取材に基づいて行われているということを感じさせるし、情報量に踊らされず物語にとけ込んでいるところもさすが。ただ、肝心の物語そのものが、どうもちぐはぐな感じを受ける。主人公、というかヒロインは遼子なのだろうが、途中でその存在が忘れ去られるぐらい印象が薄い。これは動機の一つとされる合成宝石の問題に関わる部分が、遼子と全く関係のないところで繰り広げられているからである。それに遼子自身が事件の容疑者もしくは狙われている存在となっているわけでもない。もちろん傍観者というわけではないが、それに近いイメージしか浮かんでこない。やはりヒロインがなんらかの疑惑もしくは恐怖に巻き込まれるようでなければ、サスペンスは盛り上がらない。作者にしては珍しい失敗だろう。
 一応のアリバイトリックもあるし、本格推理小説仕立てにはなっているが、事件そのものの焦点がぼけてしまっており、物語を楽しむことができない。
 作者の場合、書き下ろしよりも連載の形式の方が得意なのではないだろうか。連載の方が毎回盛り上げる場面を作り上げることができるし、それが読む方にも一定のリズムとなってページをめくることができるのである。




黒武洋『パンドラの火花』(新潮社)

 舞台は2040年……。刑務所や拘置所に収容されている犯罪者を減らすための、まず一番目の方法として採択されたのは、死刑制度が廃止される以前に確定していた死刑囚を減らすことだった。そんな死刑囚たちへ、最後のチャンスが与えられた。過去の自分を説得し、犯行を思いとどまらせる。期限は3日間。成功すれば未来が変わるので、釈放される。しかし失敗すれば、執行が待っている。3日間以内に元の場所へ戻らなかった場合は、こちらも死が待っている。家族6人や女性5人を殺した彼は、35年前に戻ることになった。

 第1回ホラーサスペンス大賞受賞作『そして粛正の扉を』、次作『メロス・レヴェル』に続く第3作。前2作と同様、本作も世界はつながっているものの、前作を読まなくてもわかる設定になっている。
 自分が過去に戻り、自分の未来を変えるべく行動するというのはわりとある設定だが、その主人公が死刑囚というのはありそうで実はなかった設定ではないか。期限が3日間と決められ、成功しない場合は死が待っているという設定は、タイムリミット・サスペンスとしてなかなかのものと思われる。前2作ほどではないにしろ、奇妙な設定を考えつくものである。作者のこの発想力は、もっと注目されてもいいと思う。
 ただこの作者の場合、発想力を越える物語構成力に欠けているところが最大の問題である。途中まで帯に書かれている人物が主人公なのだが、展開がどうも早いので変だと思っていたら、本の真ん中であっさりと結末が出てしまい、次の章から別の人間が主人公に変わる。いったいどういうこと?、と思っていたら、次の章はまた別の人間が主人公。うーん、この手の設定だったら、ありきたりかもしれないが、主人公は一人に絞り、過去と現在の自分の心を丁寧に書いた方が読者の共感を得られたのではないか。『メロス・レヴェル』でもそうだったが、プロローグや第一章に出てくる主人公が途中で変わってしまうというのは、物語の流れをそぐものであるし、読者に肩すかしを食わせる結果にしかならない。
 もちろんこの設定には理由があるのだが、その結末はつまらない。奇をてらいすぎて、かえって失敗したいい例である。設定そのものは奇想天外なのだから、物語の方はもう少しシンプルにすべきだ。次作があるのならば、そのあたりをもっと考えてほしいと思う。



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