謎のバラバラ死体

謎のバラバラ死体


【問 題】
(小学校高学年向けの推理物語で、劇画風イラスト付き)
 首のないバラバラ死体が発見された。指紋の鑑定の結果、被害者はAだと判明した。一緒に失踪したBが犯人と思われ指名手配されたが、一向に捕まる様子がない。
 探偵はAが殺された部屋を丹念に捜査していたが、机の上にある巨人のブロマイドの中に、何回の選手が一枚混じっていたことに不審を抱いた。そのことからこの事件の真相を見破ったのだが、はたしてこの事件の真相は。


【解 答】
 バラバラ死体が発見され指紋の鑑定で死んだと思われた男が犯人で、彼は別の男の死体に、自らの腕を一本切っていれておいた。というのがトリックなんですが。探偵がそのトリックを見破るヒントが、殺された男の部屋に残された野球選手のブロマイドに他球団の選手が混じっていた事でした。更に回答編で、殺される直前の男が犯人に
「頼む、殺される前に俺の願いを一つだけきいてくれ」
「なんだ」
「その机の上にある巨人のプロマイドセットの中に南海の○○選手のプロマイドを入れて欲しいんだ」(球団名は忘れたので想像)
「なんだ、そんなことか。いいだろう」

 保険金の受け取り先に(または犯行現場かも)探偵の予告通り片腕の男が来たところで御用になっていました。

【覚 書】
 記憶がはっきりしないのですが、小学校高学年向けの推理物語で(劇画風イラスト付き)、ヒントのとてつもなくやさし過ぎるのがありました。 こいつは絶対探偵に向いていないと思う。
 しかし気付よ犯人。
 もし時代が今で、プロマイドがプロレスラーだったら迷宮入りでしたね。 (以上、三甲みつお様より頂きました。有り難うございました)

 しかし、これとても成立しませんよ。大体、いくら殺人を犯したからといって、自分の腕を切ります? うーむ、とんでもない推理クイズの、一つの頂点かも知れない。

 ※解答部分は、反転させて見てください。
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