ホテル密室殺人事件


【問 題】
 ある夜、Qホテルの最上階にある908号室で、秘密情報部員004号が射殺された。胸に二発撃たれて即死だった。
 死体のそばに、凶器の消音ピストルが落ちていた。だが、犯人は手袋をはめて撃ったらしく、指紋は付いていなかった。部屋のドアは、中からカギと差込式の錠がかかっていた。窓は少し開いていたが、15cmの間隔鉄格子がはまっているので、たとえ犯人が、どんなに小柄な人間でも、そこから抜け出すことは不可能である。
 しかも、その窓は地上約30mの高さにあるのだ。
 とすると、犯人は004号を射殺したあと、いったい、どうやってこの高い密室から脱出したのだろうか。




【解 答】
 犯人は、窓の外から撃ったのである。
 そして、ピストルを鉄格子の間から投げ込んで、あたかも室内で射殺したかのように偽装したのだ。
 では、地上30mもある高い窓の外に犯人はどうやって立つことができたのか?
 屋上からロープでぶら下がって、撃ったのである。

【覚 書】

 絵があれば一発でわかるでしょう。問題は射殺する前に、被害者にばれないかということなんですが。密室トリックでも単純な部類のもの。

 ※解答部分は、反転させて見てください。
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