虹を見た男


【問 題】
 ある夏の日曜日、東京地方は朝から雲一つない快晴だった。
 その日の午後四時、東京都新宿区のアパートで殺人事件があった。捜査の結果、三日後に有力な容疑者が浮かんだ。早速刑事が訪ねて、犯行当時のアリバイを聞くと、その男は次のように答えた。
 「あの日、僕は一人で箱根へ遊びに行きました。四時頃は、芦ノ湖でボートに乗っていましたよ。ちょうどにわか雨があがって、富士山が見える西の空に美しい虹がかかっていました」
 キミはこのアリバイを信じるか? ちなみに、にわか雨が降ったのは本当のことである。


【解 答】
 男は嘘をついているから、アリバイは信用できない。
 虹は太陽と反対側に出るから、夕方、西の空に虹がかかるわけがない。

【覚 書】

 推理クイズの定番中の定番クイズ。藤原宰太郎、加納一朗や、犯人あて推理小説でもこのアリバイ崩しは使われている。最初に考えた人は誰なんだろう? 小学生の理科の知識があれば誰でも解けるが、最初にアリバイ崩しに用いた人は大したもの。

 ※解答部分は、反転させて見てください。
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