山口琢也『犯人さがし』


山口琢也『犯人さがし』
(若木書房 ヤマタクのパズルシリーズ2)




『犯人さがし』


 『犯人さがし』

 著者:山口琢也
(おもに少年雑誌を中心に、ギャグ、クイズ、パズルなどを出題。著書は10冊以上になる)

 発行:若木書房 ヤマタクのパズルシリーズ2

 発売:1973年初版

 定価:400円(ただし、1976年4月10日、第7刷時)




 この巻では、パズルで主として犯人さがしを楽しんでもらうことにしました。
 考えてみますと、私たちの日常生活は、何もかもパズル的だと思います。たとえば誰かになにごとかをいわれて、そのほんとうの意味や、相手の心の中を推量することはパズルですし、誰かが自分に意地悪してる、それにどうたちむかおうか、相手はどう出るだろう、それをどうかわすか、これもパズルそのものではありませんか。
 こう考えていくと、パズルをとくことは、というよりパズルなれしておくことは、生活をスムーズにいとなんでいくのにとてもよいことがわかります。だから、みなさんには大いにパズルをやってほしいと思うのです。
 しかし、やってる最中は、これが生活に役立つから、なんて思わないでください。そんなこと思うと、肩がこります。リラックスして、楽しさだけ、味わってください。では、がんばってください。

(「まえがきにかえて」より)



 全部で55問。ヤマタククイズシリーズが好評だったことから、続いて企画されたパズルシリーズ。タイトルこそ『犯人さがし』となっているが、内容は前書きにもあるとおり迷路あり、クロスワードあり、図形あり、数字あり、文字あり、マッチありのパズルものである。パズル好きな読者には楽しめるだろう。

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