コント

 元々はフランス語のconteが語源で、笑いを目的とする寸劇(上演時間の短い劇)の事を指す。日本の演芸の一ジャンルとして定着している。
 通常は二人以上。時間が長くなると、コントではなく“演劇”“喜劇”と称されることになる。一人の場合は、“一人コント”と別ジャンルのように言われることが多い。
 お笑いスタ誕では、漫才とともに多くの挑戦者がコントで出演している。中にはコントらぶこ〜るのように、頭に「コント」のの文字が付く挑戦者もいる。
 グランプリ受賞者ではおぼん・こぼんギャグ・シンセサイザーとんねるずアゴ&キンゾー怪物ランドシティボーイズ。オープントーナメントサバイバルシリーズでは、コントらぶこ〜るコント山口君と竹田君笑パーティー(コミックバンドもやっていたが)、キャラバンウッチャンナンチャンと、漫才よりもコントの方が優勢である。
 パート2は「4コマ漫才」と称していたが、実体はショートコントであり、こちらの側に入れてもいいだろう。
 おぼん・こぼんは漫才ブームの一員に入る漫才師であるが、お笑いスタ誕ではすべてコントで挑戦している。
 挑戦中でコントと漫才の両方を演じたのは、酒井くにお・とおるぐらいである(後に転向したパターンは除く)。

 桂米丸あたりは「コント」という言葉が出てこなかったのか、時々「漫才とは違った形式」みたいな評を述べている。