うそつき船員


【問 題】
 船が港に立ち寄り、船員がタラップ(梯子)を使って上陸しました。数時間後、一人を除いて皆帰ってきましたが、ある船員は次の日の朝に帰ってきました。わけを聞くと、
「帰ってくる頃は上げ潮だったのです。梯子が二メートルほど波に沈んでいたので、乗り移るのが難しく、仕方なくホテルに泊まりました」
 ところが、これは嘘だったのです。その理由が分かりますか。


【解 答】
 上げ潮になろうと、船の重さは変わらないのだから、船は沈んだ状態にならない。だから、梯子が二メートルほど波に沈むわけはない。

【覚 書】

 トリックというより、理科クイズですね。ミステリの元ネタではないかも知れません。

 ※解答部分は、反転させて見てください。
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