山野ホール

 東京、渋谷区代々木の山野美容専門学校の敷地内にある講堂、多目的ホール。1955年、山野美容専門学校の教育用の施設として建設された。ホールは2階建てで545m2。座席数は818。学校行事の他に「ロッテ歌のアルバム」や「欽ちゃんのドンとやってみよう」「唄子・啓助のおもろい夫婦」など、多くの人気テレビ番組の収録に使用された。老朽化が進んだため、同校の全面改築に伴い、2004年4月24日に閉鎖された。24日は「山野ホール ザ・ラストショー」を開催。アグネス・チャン、朝丘雪路、京唄子ら、かつて同ホールの舞台を踏んだ芸能人と、山野美容専門学校の山野愛子ジェーン校長が思い出を語るトークショーなどを繰り広げた。
 2007年には地上28階、地下3階建の高層ビルを建設され、地下部分に最新型の多目的ホールが造られた。

「お笑いスター誕生!!」の1980年4月12日〜1984年2月18日までの収録会場。お笑いスタ誕ファンにとっては、まさに聖地である。
 ちなみに楽屋は二階の大部屋。互いにネタを披露し、アドバイスをしていたとのこと。
 代々木周辺の喫茶店にはスタ誕芸人が多かった。とくに今はなき「ビッグボーイ」。

 「スタ誕」の収録終了後、薬師丸ひろ子の主演映画(たぶん「Wの悲劇」)の会場としてロケ使用されたこともある。観客の多くは、そのままエキストラ出演した。