『スパイ 極秘情報をさぐれ』
著者:獅騎一郎
(1931年、東京生まれ。衆議院速記者養成所卒後、毎日新聞社勤務。その間、ミステリー映画のシナリオ作家として活躍。またパズル作家としての著書も多数ある)
発行:ユニコン出版 ユニコンブックス3
発売:1974年9月初版
定価:580円(初版当時)
日本ではスパイというと「ひきょう者」とか「はじしらず」とけなしがちですが、中国では「ばかは将軍とスパイになれない」ということわざがあります。さらに、イギリスには「スパイこそ、最高の知識人であり、かつ紳士でなければならない」ということわざがあります。日本ではどうしてこうスパイに対する評価が逆なんでしょうか。
スパイにもいろいろありますが、歴史のかげで目に見えず活やくし、歴史の流れを変えたスパイ、すなわち人間の記録をひとつあなたたちも考えてみてくださいね。
【目 次】
スパイアクション劇画 ザ・スパイ これがスパイだ!!(劇画 ムッシュー・田中)
第1章 世界を動かしたスパイ
第2章 歴史上のスパイ
第3章 世界のスパイ情報
本書はクイズではなく、スパイの入門書というべき一冊である。子供向けにスパイという存在をわかりやすく説明している。
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