大藪春彦新人賞


【大藪春彦新人賞】

 大藪春彦賞の第20回を記念し創設。冒険小説、ハードボイルド、サスペンス、ミステリーを根底とする短編小説(400字詰原稿用紙で50~80枚)が対象。


第1回(2017年)
受賞 赤松利市「藻屑蟹」  表からは見えない社会の醜さ、ドロドロさ。そして溜まったマグマが爆発するところ。それはまさに初期の大藪春彦が描いてきた世界、そのもの。圧倒的な暴力こそないものの、大藪春彦を彷彿させるストーリー、まさに第1回受賞にふさわしい。
第2回(2018年)
受賞 西尾潤「愚か者の身分」  文章自体が粗いし、構成も今ひとつで読みにくい。はっきり言って、受賞できたのはラストシーンのシュールさ。それだけだろう。
第3回(2019年)
受賞 青本雪平「ぼくのすきなせんせい」 未読
第4回(2020年)
受賞 野々上いり子「青葱(あおねぎ)」 未読
第5回(2021年)
受賞 浅沢英「萬(まん)」 未読
第6回(2022年)
受賞 天羽恵「日盛りの蟬」 未読
第7回(2023年)
受賞 安孫子正浩「等圧線」 未読
第8回(2024年)
受賞 伽村あきら「檻の中のワルキューレ」 未読


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