作品名 | 怪奇四十面相 |
初 出 |
『少年』1952年1月号-12月号連載。
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粗 筋 |
【紹介】参照。
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感 想 |
わざわざ「四十面相」に名前を変えなくても……と思ったのは私だけではないだろう。それはともおき、脱獄からスタートするのはルパンにあるとはいえ、このシリーズでは初めての設定。郵便ポストや百科事典に化けるなどの名シーンは忘れられない。また後半は宝探しに移るが、「ゆなどき~」から始まる暗号を丸暗記した人も多いのではないか。いつもと違うことをしようという乱歩の意欲が見える作品。
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備 考 |
作品名 | 宇宙怪人 |
初 出 |
『少年』1953年1月号-12月号連載。
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粗 筋 |
世界中に現れた空飛ぶ謎の円盤。そのうちの一つが丹沢山に降り、羽のある大トカゲが現れたという。そして国立博物館から国宝の仏像と博物館長が消え、ニューヨークでも機械と外科部長が消えてしまった。そして小林少年の前に、奇怪な宇宙怪人が現れる。
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感 想 |
いつもなら変な「怪人」が出てきたら二十面相が正体だとなるのだが、今回は日本だけではなく、世界各国に円盤が現れるなど、スケールがでかい。乱歩がSFに挑戦したかと思うぐらいだ。その分、解決のがっかり感は半端ではないぐらい落差があるものだが、そこまでの面白さは特筆できる。なおシリーズ後半によく出てくるあの機械は、本作品が初登場である。
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備 考 |