作品名 | 死の内幕 |
初出 | 1963年8月、宝石社より書き下ろし刊行。 |
粗筋 |
柏木啓子を中心にしたIGグループの面々――内縁関係を続ける女性たちの集まり――は、メンバーのひとり小田ます子から、長く付き合っていた愛人に結婚するので別れて欲しいといわれ、思わず突き飛ばしたところ、相手はタンスの角に頭をぶつけて死んでしまった、と告白される。啓子の内縁の夫、松生の入れ知恵もあって、彼らは架空の犯人をでっち上げ、気の弱います子を助けようと奔走する。ところが、たまたま彼らが想像した人物像とそっくりの人間が実在したことから、事態は思わぬ方向に向かい始める……。斬新な設定と、ユーモラスな展開、そして意外な結末――天藤真の真骨頂! (粗筋紹介より引用) |
感想 | IGことInside Groupなんてグループ、すなわち内妻たちの集まりなんてものを作ってしまうと、今の時代なら一部の女性からブーイングが起きそうな設定。これもまた時代か。ま、そんなことはともかく、天藤真らしい奇妙な設定と意外な展開。他の天藤作品と比べて短いのは残念だが、天藤作品が持つ魅力は十分備わった一冊。 |
備考 |