天藤真推理小説全集6『殺しへの招待』



【初版】1997年5月23日
【定価】640円+税
【解説】若竹七海
【底本】サンポウ・ノベルス版を使用し、角川文庫版を参照。

【収録作品】

作品名
殺しへの招待
初 出
1973年12月5日、サンポウ・ノベルス(株式会社産報)より書き下ろし刊行。
粗 筋
 わたしはあなたがよくご存じのある男の妻です。ひと月以内にその男の死亡通知が届くでしょう。彼は実は殺されるのです。そして殺すのはわたしです。こんな殺人予告状が夫とその四人の知人宛に送られてきた。受け取った五人の男は、自分が手紙の中の条件に合致しているのに衝撃を受け、疑心暗鬼になりながらもなんとか対処の方策を得ようと知恵をしぼる。はたして標的とされているのは、この自分なのだろうか。だが、事態は二転三転。ユーモラスなタッチで描く、ひねりの利いたプロット。出色の長編推理!
(粗筋紹介より引用)
感 想
 久々に読む。ううん、やっぱり傑作。ミステリファンなら何はなくとも読むべきだぞ、これは。底知れぬ恐ろしさをユーモアでくるんだ、天藤真のもう一つの代表作。二転三転する結末は、わかっていても驚いてしまうだろう。
備 考
 

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