天藤真推理小説全集7『炎の背景』


【初版】2000年3月24日
【定価】720円+税
【解説】新井素子
【底本】『炎の背景』(角川文庫)

【収録作品】

作品名 炎の背景
初出 1976年7月15日、幻影城ノベルスより書き下ろし刊行。
粗筋  新宿歌舞伎町で酔いつぶれた「おっぺ」こと小川兵介は、見馴れぬ場所で目を覚ました。傍らには初対面の通称ピンクルと、もうひとり恰幅のいい中年男。何故かしら男の脇腹には深々とナイフが刺さり、とうの昔に冥途へいらしたご様子だ。山荘の屋根裏に閉じ込められている状況下、前夜の記憶を手繰りラジオのニュースを聴くに及んで、抜き差しならない罠に落ちたのだと悟るおっぺんとピンクル。突如爆発した山荘を命からがら脱出した二人は、度重なる危難を智恵と勇気と運の強さで凌ぎながら、事件の真相に迫ろうとするが……。青春小説の清々しさを具えた、息もつかせぬサスペンスの逸品。
(粗筋紹介より引用)
感想  一言で書くなら、いくら何でもここまでうまくいく? ご都合主義という言葉が頭をよぎったけれど、違いますかね? まったくのれませんでした。
備考  

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