別冊宝島編集部編『プロレス リングの迷宮』(別冊宝島 2341)
毎度おなじみのプロレス舞台裏を追求するシリーズ。まあ、ただのスキャンダル追いなだけなのだが、なんだかんだ言って買ってしまう。
トップは、引退発表の2日前、森嶋猛と杉浦との電話の口論と引退の真相。森嶋は路上にいたとはいえ、晋哉に記者は一体どこで聞いていたのか、と首をひねりたくなる。だれか密告したんじゃないの。鈴木軍がタイトルを総なめしている状況は、新日本のノア植民地化を裏付けるものだが、どこまで続くのかなあ。まあ、森嶋に魅力が無かったことは確か。
他は簡単に。ジョージ土門の猪木裏話は面白かった。拳銃密輸事件なんて、全然知らなかった。W1の高木三四郎CEO就任の舞台裏は今一つ。小池栄子と坂田亘の件はどうでもいい。マスクド・スーパースターのインタビューは面白いが賞味期限切れ。無我の件は腹が立った。ターザン山本はいらない。阿修羅・原はもっとページが欲しいところ。マイティ・井上はもう連載にしたら。広島スポンサーは残念。プロレス女子の座談会はいらない。どうせでっち上げだろうし。
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