『名探偵コナン推理クイズブック』青山剛昌監修
編集・企画 キャラメル・ママ
小学館 少年サンデーグラフィック
発売：1996年8月20日初版
定価：660円（初版時 税抜き）
どーも青山です。
名探偵コナンの最大の魅力は、やはり『推理の楽しさ』だと思います。
実はオレも小さいころ、推理ものが大好きでした！
それは小学3年生のころにホームズのシリーズ、『踊る人形』を読んだのがきっかけでした。
推理小説というのは、なんて面白いんだ〜！というわけで、その後推理小説を読みまくって今のオレがあるわけです。
もちろん推理クイズだって大好きでした。
いつも、コナンの推理を感心して読んでるキミたち、今度はキミたちの出番です。
この本の88の謎を今度はキミたちが、江戸川コナンのように解いていってください。
それでは88の謎に挑むキミたちへ、最後に一言。
『解けない謎はない！』
（以下略）
（「わが推理の館へようこそ」より）
【目 次】
・名探偵コナンの少年探偵入門
第1章 少年探偵団の挑戦
第2章 蘭と園子の腕試し
第3章 阿笠博士の招待状
第4章 工藤新一の推理ノート
第5章 毛利探偵事務所は大繁盛
第6章 犯人は工藤新一
第7章 真犯人を追いつめろ
青山剛昌作『名探偵コナン』は「週刊少年サンデー」に永年連載されている人気推理コミック。高校生探偵として有名だった工藤新一が、悪人の手で子供の体にされてしまい、その後は小学1年生江戸川コナンとして活躍する。漫画は大ヒット、アニメ化・アニメ映画化もされてさらに人気は拡大した。
その他の設定は、他のサイトを見てもらうことにします。
大ヒットした推理コミックものには、当然のごとく推理クイズ本が発売される。『金田一少年の事件簿』に続き、『名探偵コナン』も推理クイズ本が作られた。
各章毎に登場キャラクターが絡んだ問題が数問出題される。そして各章の最後にはスペシャルファイルという形で、本書全体を通して隠された事件の謎のヒントが出題されている。そして最後の章で、隠された事件の謎が解き明かされる形になっている。クイズの数は各章で5問ずつの計35問。さらに1〜6章の最後にあるスペシャルファイルが計6問。「少年探偵入門」に7問が収録されている。他にもイントロクイズ、クロスワードパズル、名探偵コナンカルトクイズが用意されている。またカバーをめくると、イラストロジックが二問用意されている。
収録されているクイズは、トリックを解き明かすものもあるが、どちらかといえば暗号解読やパズル問題の方が多い。多分本書の対象は小学生なのだろう。色々な形式のクイズが楽しめるので、クイズファンにとってはそれなりに面白い一冊かもしれない。
途中で使われているカットは、漫画の方で使われているのがほとんど。どうせだから新たに書き下ろしてほしかったが、この手の関連本では仕方がないところか。
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