甲谷勝『ハンギョドンの犯人をさがせ!』


甲谷勝『ハンギョドンの犯人をさがせ!』(サンリオ)




『ハンギョドンの犯人をさがせ!』

 『ハンギョドンの犯人をさがせ!』

 作者:甲谷勝(かぶとや まさる)

 東京電機大学卒。在学中に作った迷路が雑誌『スターログ』に掲載されてデビュー。以後、クイズ・パズル作家として1980年以降活躍。

 発行:サンリオ サンリオ豆本

 発売:1992年12月20日初版

 定価:680円(税込み)




 サンリオから出ていたサンリオ豆本シリーズの第2弾シリーズで発売された1冊。“ハンギョドン”はサンリオのキャラクターで1984年生まれ。漢字では"半漁丼"と書くらしい。表紙を見てわかるとおり、半漁人をモチーフにしたキャラクター。中国出身とサイトに書いてある。
 サンリオ豆本シリーズというのがあったことすら知らなかったが、本屋で売っていたのだろうか。サンリオショップでしか売っていなかったんじゃないかと思ってしまう。折り返しには「サンリオピューロランド」が紹介されている。
 推理クイズが19問。他に「ハンギョドンの名探偵紹介」としてホームズ、明智、ポワロ、金田一、三毛猫ホームズ、デュパン、マープル、少年探偵団、ルパンが紹介されている。
 全部で80ページしかない豆本であり、内容もほとんどが他の推理クイズ本で見られるもの。レベルとしてもやさしい部類に入る。殺人事件が1件もなく、盗難事件から友だちのイタズラレベル程度の犯罪しか描かれていないことから、たぶん小学生当たりをターゲットにしたものだろう。
 ただ、このようなシリーズでも当時は必ず推理クイズがラインナップされていたという事実には、ちょっと感動する。

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