『少年探偵クイズ教室』

　著者：あさのりじ
（あさのりじ：1939年生まれ。東京学芸大美術部卒。在学中より児童雑誌を主に漫画、漫文、科学記事などを発表。以来、漫画家、イラストレーター、プランナー、ライター、デザイナーを兼業している。漫画の著作に『光速エスパー』『発明ソン太』が、クイズ本に『いじわるクイズ教室』（曙出版）など）

　発行：曙出版　あけぼの入門百科　クイズなぞなぞシリーズ

　発売：1974年10月25日？

　定価：280円（1974年当時）




　名探偵やベテラン刑事は、何の手がかりもないのに、ズバリ事件を解決してしまいます。これは、すぐれたカンを持っているからです。しかし、カンというのは超能力ではありません。事件に少しでも関係のあるものは、すべて疑い、コンピューターのように、正確に、すばやく調べあげて、犯人をしぼっているのです。
　機械には、感情も常識もありません。だから「まさか」と常識では考えられないような事件でも、あたりまえに解決できるのです。何ひとつ見のがさない、するどい観察力と、何ひとついいかげんにしない、冷静な頭の回転力、これがカンの正体です。
　キミも、特訓で名探偵になろう。