『名探偵コナンミステリークイズブック』
原作:青山剛昌
絵:松田辰彦
小学館ワンダーランドブックス
発売:2003年10月10日初版
定価:650円(初版時 税抜き)
この本で読める18本のまんがには、さまざまななぞがかくされている。
犯人をさがして読みすすめ、クイズを解いていけば、キミのすいり力もしぜんにアップする!
キミも、コナンにまけない名探偵をめざせ!
青山剛昌作『名探偵コナン』は「週刊少年サンデー」に永年連載されている人気推理コミック。高校生探偵として有名だった工藤新一が、悪人の手で子供の体にされてしまい、その後は小学1年生江戸川コナンとして活躍する。漫画は大ヒット、アニメ化・アニメ映画化もされてさらに人気は拡大した。
その他の設定は、他のサイトを見てもらうことにします。
『名探偵コナン』の推理クイズ本は、『名探偵コナン推理クイズブック』を筆頭に数多く出版されているが、本書もそのうちの一つ。編集担当の中に、「小学二年生」編集部が混じっていることから、『小学二年生』(小学館)で掲載されていたと思われる。
折り返しの案内文にもあるとおり、18本のまんががあり、1本のまんがの中に、クイズが3〜4つ入っているという構成になっている。収録されているクイズは、間違い探しや暗号、迷路、パズルが中心であり、犯人当てなどの推理クイズはほとんどない。むしろ、まんがのストーリーそのもののほうが事件及び推理による謎解きが描かれているため、誰が犯人かなどを考えるのも一興だろう。
掲載誌?の関係か、問題の多くで、コナンを含む少年探偵団が主人公となって事件解決に当たっている。やはり自分と同年代の仲間が事件を解くというスタイルのほうが、読者に受けられやすいだろう。
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