『名たんていコナン はん人をおえ!!2』
原作:青山剛昌
絵:太田勝
小学館ワンダーランドブックス
発売:1999年12月10日初版
定価:830円(初版時 税抜き)
コナンといっしょにすいりクイズでちょうせん! きみはすべてのなぞをといて、はん人をつかまえられるか!?
【もくじ】
コナンのじけんファイル パート1 少年たんていだんのぼうけん
コナンのじけんファイル パート2 休日のアクシデント
コナンのじけんファイル パート3 毛利小五郎の大ぎゃくてん!
コナンのじけんファイル パート4 かいとうキッドさん上!
青山剛昌作『名探偵コナン』は「週刊少年サンデー」に永年連載されている人気推理コミック。高校生探偵として有名だった工藤新一が、悪人の手で子供の体にされてしまい、その後は小学1年生江戸川コナンとして活躍する。漫画は大ヒット、アニメ化・アニメ映画化もされてさらに人気は拡大した。
その他の設定は、他のサイトを見てもらうことにします。
『名探偵コナン』の推理クイズ本は、『名探偵コナン推理クイズブック』を筆頭に数多く出版されているが、本書もそのうちの一つ。『名たんていコナン はん人をおえ!!』に続く第2巻である。漢字が少ないことなどから、幼年向けを対象に作られたものと思われる。
1つのファイルに3〜4本のまんががあり、1本のまんがの中に、クイズが3〜4つ入っているという構成になっている。収録されているクイズは、間違い探しや暗号、迷路、パズルが中心であり、犯人当てなどの推理クイズはほとんどない。むしろ、まんがのストーリーそのもののほうが事件及び推理による謎解きが描かれているため、誰が犯人かなどを考えるのも一興だろう。
各ファイルの前後にチャレンジクイズが用意されている。こちらはまんがの中のクイズよりもやや難しい形となっている。
前作の第2巻で、形式が特に変わらないので、感想も前作と同様である。
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