ゼンジー一億 | |
1980年9月27日(第1期グランプリシリーズ) | |
1週勝ち抜き。 | |
マジック。 | |
本名西山秀一。大阪府出身。 1971年、ゼンジー北京に弟子入り。1975年に新花月初舞台。 | |
ハンカチから鳩を出すのはもう古い。と、鳩からハンカチを出していました。(『テレビ演芸』で見た) | |
もうひとつ個性が欲しい。その他大勢のコミック奇術。 | |
(モンタ&一億で) 1996年 マジックパラダイス・イン・ハワイにて2分間コンテストの部で優勝 | |
2001年1月1日、近所のショッピングモールで一億さんのショーがあったので見に行ってきました。最初はリングを自由自在につないだり外したりするネタ。よくあるネタだが、客の目の前でやるというのはけっこう珍しい? ちなみに私もリングを持たされたのだが、どうやってつないで外したのかわからなかった。悔しいです。その後は様々なマジックを披露されましたが、「二枚のカード、どちらがリンゴか?」「客を壇の上に上げ、ロープを首に二重に巻き付けて引っ張ると一億は外れるのに、客は首が絞まる」「白と黒の蛇を用意し、箱に入れ、左右が入れ替わるが、客に見せた後表裏をひっくり返すのに客が気付き突っ込む。ところが最後は表が赤、裏が黄色の蛇だった」(師匠もやっているな、これ)などが印象深いです。 二階からも見物客がいるので結構やりにくいのかと思っていましたが、逆にそれで笑いを取りながら熱演していました。特にオカマ喋りでのお客のいじりが上手く、喋りで時々とちっても逆に笑いに変えたりと、そのあたりの臨機応変さが巧みでした。 持ち時間30分の所を10分以上もオーバーする熱演ぶり。今度はモンタさんとのコンビで見てみたいです。 ところで、昔とかなり芸風が変わったんでしょうか? | |
関西を中心にマジックをやっている。ピンの活動の他にも、青芝モンタとモンタ&一億というコメディマジックユニットを1994年に結成。 モンタ&一億は2005年10月に解散。その後は再びピンで活動。 | |
和光プロダクションに長く所属していたが、2007年12月1日、師匠であるゼンジー北京が独立し、「ゼンジー北京事務所」を設立した際、同じ弟子である安田悠二Withユージョン☆ファクトリーとともに移籍。ところが、2009年6月?、ゼンジー北京に破門された(理由は不明)。ゼンジー北京は和光プロダクションに戻り、ゼンジー一億は事務所名を「オフィス魔法便」と変えて活動を始めた。他に「マジックバー魔法瓶」というスナックを2006年から開いていた。 | |
2009年11月4日、携帯電話の有料サイトの利用料名目で金をだまし取ったとして、大阪府警捜査4課と生野署などは西山秀一容疑者(ゼンジー一億)ら5人を詐欺容疑で逮捕した。5人は2009年9月25日、福岡市の女性(57)に、「携帯サイトの料金が未払いになっている」などとウソの電話を2度掛け、合計278,000円を振り込ませたとされる。朝鮮籍で自称仲介業の男性(44)がリーダーで、西山容疑者は電話を掛ける役を務めていた。リーダーは容疑を認めているが、西山容疑者は身に覚えがないと否認している。11月20日、大阪府警捜査4課などは、10月2日にも振り込ませたとして再逮捕した。搾取した合計金額は715,000円との容疑である。西山容疑者は否認、再逮捕された他3人は容疑を認めている。起訴されたときの金額は445,000円らしい。 2010年5月13日、大阪地裁は西山修一被告(57)に懲役2年6月、執行猶予3年、罰金30万円(求刑懲役2年6月、罰金30万円)の判決を言い渡した。判決理由で新崎長俊裁判長は「職業的、常習的で、果たした役割は軽視できない」と述べた。控訴せず確定。 | |
2011年ごろより、セイント・アリババという名前でマジックを披露。オフィス・オッズに所属。 |