五周年特別企画 傑作・名作特集

スターへの道は細くて長い。
スーパースターの座を目指して、毎週熾烈な戦いが繰り広げられた。
幾多のさわやかな笑いが、感激の涙が通り過ぎていった。
お笑いスター誕生 5周年記念、傑作・名作特集


 お笑いスター誕生!!が1980年の放映から5年を迎えたことを記念して開かれた特別企画。1985年4月13日〜5月4日の計4回放映された。オープニングの言葉は先に示したとおり。グランプリと、オープントーナメントサバイバルシリーズ優勝のトロフィーが壇上に飾られていた。
 司会の山田康雄中尾ミエとともに出演者が5〜6組登場してネタを披露。さらに過去のハイライトシーンを放映した。番組初期に登場した懐かしい出演者のVTRを見ることもできたため、ファンにとっては涙ものの回であった。
 4月13日の回から、バックのセットが新しく変わり、以後最終回まで使われることとなった。
 また、5月4日の回はグランプリ受賞者の特集であったが、司会の山田康雄は「グランプリ受賞者は3年間で9組受賞」と発言。既にグランプリが剥脱されていた大木こだま・ひかりとともに、ギャグ・シンセサイザーがグランプリを剥脱されていたことが判明した。ギャグ・シンセサイザーの名前は、グランプリ受賞者のテロップに登場せず、また、VTR放映もなかった。
 各回の概要は以下。

4月13日 傑作・名作特集パート1
出演者
・コント山口君と竹田君
・でんでん
・牧田博
・ミスター梅介
・笑ルーム
・おぼん・こぼん
VTR「ピン芸ハイライト」
マギー司郎、ロボタン、イッセー尾形、ポッキー掛布、タージン、松鶴家千とせ、コロッケ、小柳トム、九十九一

4月20日 傑作・名作特集パート2
出演者
・ぶるうたす
・コントパロル
・ブッチャーブラザーズ
・コントらぶこ〜る
・笑パーティー
VTR「コントハイライト」
酒井くにお・とおる、ゆーとぴあ、アッパー8、キモサベ社中、ピックルス、ファニーズ、パロディフライ、カム&トシ、コント21世紀、コント山口君と竹田君

4月27日 傑作・名作特集パート3
出演者
・パート2
・ひびきわたる
・ハイヒール
・ちゃらんぽらん
・シティボーイズ
VTR「漫才ハイライト」
春やすこ・けいこ、鳳らん太・みい子、海原さおり・しおり、横山たかし・ひろし、東京丸・京平、VANVAN、ポップコーン、歌メリ・マリ、ザ・バッテリー、Wさくらんぼ、象さんのポット、前田犬千代・竹千代、東秀典・佑典、ダウンタウン

5月4日 傑作・名作特集パート4
出演者
・コロッケ
・ぼん&正月
・ダウンタウン
・B&B(島田洋七と国分健二のコンビ)
VTR「グランプリハイライト」
B&B(受賞シーン)、おぼん・こぼん(10週目のネタの最後(タモリが「こういうコント大好き」と述べるシーンあり)と受賞シーン)、九十九一(1週目のネタ)、小柳トム(1週目のネタ 松田聖子のカットが出てきた)、とんねるず(8週目のネタ)、青芝金太・紋太(1週目?のネタ)、アゴ&キンゾー(7週目のネタ)、怪物ランド(5週目のネタ)、シティボーイズ(8週目のネタとグランプリ表彰シーン)