徳永良治 | |
1980年4月26日(第1期グランプリシリーズ) | |
5週勝ち抜き、銀賞獲得。 | |
漫談。 | |
本名同じ。1957年3月26日生。鹿児島県出身。 当時は駒沢大学生。アマチュア挑戦。 | |
私は最初の4週目で落ちるまでは見ていませんが、この時は漫談・落語・二人漫才(3週目だったらしい)などいろいろなことをやっていたようです。再チャレンジした4週目と銀賞獲得の5週目は漫談。6週目はコントではなく、3人漫才に挑戦と言っていました。 6週目の最初の登場時は一人で出てきて、「3週目の時二人漫才をやりましたが、今日は3人漫才をやります」と言って舞台の袖から他の二人を呼んでいました。純粋なチャレンジャーメンバー以外の素人を舞台に出したのはこの人だけでは? | |
当時は普段着で漫談をやっていました。 駒沢大学ネタとか城みちるネタが評価されていました。 | |
徳永さんの「駒沢大学ネタ」。学生が袈裟着て通学してるってのは、後に貴明が絶賛していました。同級生に城みちるがいたけどカンニングを見つかってしまったなんてネタもありました。 | |
(6週目不合格 No.32 1980年11月15日放送) 徳永良治の6週目、仲間2人を追加してプロレスのコントをやってたように覚えてます。タモリさんに「テンポがあるのか無いのか解らなかった」と言われ、結局3人でカプセルに入って不合格でした。 | |
爆笑はとっていませんでしたが、アマチュアとしてはしゃべりが流暢でした。 現在の姿からはまったく想像できませんが、スリムでさわやかなイメージでトクしてましたね。 | |
6週目の審査で、後に師匠となる米丸師匠に「漫談もやる、漫才もやる、落語もやるのは良いけど、どれも中途半端で、なにかひとつに専念したほうが良い」と酷評され、もちろん不合格でした。そのあとすぐ米丸門下に入門したらしいので、この一言がキッカケだったのかも? | |
1991年 第47回国立演芸場花形演芸会金銀賞銀賞受賞「五稜郭」(桂竹丸として) 1991年 NHK新人演芸大賞最優秀賞受賞(桂竹丸として) 2020年 文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞(桂竹丸として) | |
その後、この番組が縁で1981年に桂米丸に入門。現在の名前は桂竹丸。1993年に真打ち昇格。トム・プロダクション所属。落語で頑張ると同時に、北海道STVラジオで長年番組を持っていました。社団法人落語芸術協会協会員。 | |
徳永良治(桂竹丸)さんは北海道のSTVラジオで私が高校生の時(1993年頃)、「アタックヤング」という帯番組の火曜日を担当していました。声が高く、午前0時という時間の割にテンションが高めの番組でしたが、この火曜日のアタックヤングの前任者がこの番組で当時一番人気だった田中義剛だったため、比較されてしまい、リスナーの人気はいまいちでした。その後、日曜に桂小つぶ(現桂枝光)とラジオをやっていました。確かアタックヤングのパーソナリティをしていた頃に真打に昇進したと思います。 | |
桂竹丸さんはたまに「笑点の大喜利」の若手6人衆(つまり2軍)の時に出てましたよね。 あと桂三枝の「早口言葉のコーナー」(番組タイトル忘れた……)でゲストがお題を言う前に早口言葉の師範代として活躍してました。 |
飛田誠一 | |
1980年7月5日(第1期グランプリシリーズ) | |
1週勝ち抜き。 | |
アマチュア挑戦。 | |
動物ものまね。 | |
不明。 | |
不明。 | |
不明。 |
トリプルパンチ | |
1980年6月21日(第1期グランプリシリーズ) | |
1週勝ち抜き。 | |
トリオ漫才。 | |
鳳キング:本名佐藤修身。1949年生まれ。徳島県出身。 宮川小助:本名藤川忠秀。1954年11月2日生。大阪府出身。 ミッチー修:本名永井良治。1953年2月2日生。秋田県出身。 鳳キングは鳳啓助の弟子。鳳キング・ポーカーとして活躍。鳳キング・ポーカーは沢田隆治先生の「漫才ブームなのです」という本の中でかなり詳しくとりあげられています。内容は鳳ポーカーが漫才をやめるまでの軌跡でキング・ポーカー解散後、サブローとのコンビ(チンカラホイ)結成、スナック経営&失敗、ポーカー&ビッグで笑の会にでるも全然うけず、「漫才やめます」。。。 宮川小助は1972年に宮川左近ショーに入門、翌年宮川大助とコンビを組んでデビュー。 ミッチー修は吉本新喜劇の研修生を経て、1974年にルーキー新一門下に移籍し、「新ルーキー劇団」の旗揚げに参加。ルーキー新一の付き人として、亡くなるまで付き添った。 松竹芸能所属。 | |
沢田先生の本とキング&ポーカー、トリプルパンチのネタ(ラジオ「漫才への道」)は上方演芸資料館で閲覧&視聴できます。 | |
(関西で月1回放映されていた「フレッシュ漫才」でのネタ) (甲子園球場の「売り子」のシーン) (おさむ)「サンドイッチーサンドイッチー、腐りかけ。サンドイッチー」 (小助) 「弁当弁当ーカチカチのべんとー」 (キング)「おまえらなに言うとんね!野球見てる兄ちゃんが欲しがってるもん!」 (小助) 「おんな おんなー」 (キング)「えーかげんにせえ!トリプルパンチでしたー」 | |
不明。 | |
1975年 第6回NHK上方漫才コンテスト優秀敢闘賞受賞(鳳キング・ポーカー) 1997年 第52回文化庁芸術祭優秀賞受賞(平和ラッパ・梅乃ハッパ) 1999年 大阪文化祭大阪文化祭賞受賞(平和ラッパ・梅乃ハッパ) 2004年 大阪舞台芸術賞奨励賞受賞(平和ラッパ・梅乃ハッパ) | |
すでに解散。 | |
宮川小助は現在、宮川青丸・とん子の青丸。1988年に結成。所属する松竹芸能のオフィシャルサイト、松竹芸能 オフィシャルサイト内のタレントプロフィールに経歴等が載っています。 2024年5月6日に松竹芸能のサイトを見たら、プロフィールが消えていました。所属一覧にも載っていなかったので、退社した可能性があります。2024年5月2日までは天満天神繁昌亭の昼席にラインナップされているので、その後かもしれません。 | |
ミッキーおさむは現在、平和ラッパ・梅乃ハッパのハッパ。1987年10月に結成。1999年、吉本興業所属。所属する吉本興業のオフィシャルサイト内のタレントプロフィールに、活動情報などが載っています。 3代目平和ラッパは2023年5月5日、呼吸器不全のため、大阪市内の病院で死去した。79歳没。2月9日になんばグランド花月で行われた『ノスタルジック演芸 vol.4』が二人揃っての最後の出演となった。 梅野ハッパはピンで活動中。 | |
鳳キングさんはトリプルパンチ解散後というか、鳳啓助没後に啓助さんの事務所だった井川企画を離れ、以後一人でフリーとして自分で仕事を取ってきてこなすというスタイルで活躍しています。 多分啓助師没後には、何処に所属しなくとも食べていけるだけの顧客を確保できたからなのでしょう。 司会やめでたい席でのにぎやかしや出所放免祝いの三本締めや競艇場での仕事と、多岐にわたりというか少々アンダーグラウンドなタニマチに恵まれ、ここ20年を過ごしているようです。 そのタニマチの量がとにかくスゴイらしいです(ある意味、質もすごいといえばすごいのですが……)。 他の芸人さん(かなりの大御所も)に余興の仕事をブッキングできるくらいに顧客管理ができていて、松竹系の中堅以上の芸人にはかなり慕われているみたいです。 コワイ系の仕事が多いとはいえ、ご本人はいたって穏やかで気さくで面倒見が良いみたいです。 僕の知ってるエピソードでは、ミナミで奥さんとスナックを経営してるのですが、そのスナックの近くの時間駐車場のバイト君にチップで10,000円、出前持ちにも10,000円と、機嫌が良くって懐暖かかったらすぐにはずんちゃう性格みたいです。 だから、ミナミ千年町周辺でキングさんといえばかなり有名な存在みたいです。 (あと尼崎と住之江の競艇場内でも……) | |
鳳キングは自ら作詞した「トラトラスピリット」と「大阪スピリット」(詞・志賀大介、曲はともに小田純平)のカップリング2曲で2005年にCDデビュー。「トラトラスピリット」は阪神タイガースがテーマ。「大阪スピリット」は大阪の良さをアピールしている。キングはプロ野球OBの稲尾和久氏や元阪神監督・吉田義男氏のパーティーの司会などを務めた関係から球界に知人が多く、阪神・岡田監督とも交流がある。 (2005年9月25日付スポニチの記事より抜粋) |
トラコ&与作 | |
1982年5月1日(第2期グランプリシリーズ) | |
2週勝ち抜き。 | |
漫才。 | |
トラコ:不明。 与作:本名宮本典幸。1959年6月24日生。山口県出身。 学生漫才。大阪出身。 | |
(3週目不合格 No.108 1982年5月8日放送) 『笑ってる場合ですよ』でもかけていた「心霊カレンダー」のネタから、「四月。クラスの集合写真の隅に孤独に浮かぶ不気味な顔」「休んだ奴じゃ」 | |
『笑ってる場合ですよ』素人勝ち抜きコーナーで演じたネタを手直しせず(12月にいく前に終わる)心霊カレンダーでの3週目はきついかなーと思っていたら、審査員にもそこをつかれていた。このネタをトップにもってくれば3週は行けたかも。 | |
二人のどちらか。『ラブアタック』(か、それ系統の関西系素人参加番組)に出てたような気がする。司会のオール阪神に「君ら『ひょうきん族』に出ていたよな」と言われていた。 | |
太平かつみ・ひろみのひろみはトラコ&与作の与作だった。1984年8月結成するも1年後に解散。 ひろみのあの天性のルックスは非常に得難かったのですが、どこにいても目立つのにかつみ・ひろみ解散後に素人の振りで『三枝の爆笑クリニック』に出ていたのは、笑えました。 その後は引退したと思われます。 |
とんねるず | |
1980年7月12日(第1期グランプリシリーズ) | |
10週勝ち抜き、グランプリ獲得。6組目。 第2回ゴールデンルーキー賞〈激突シリーズ〉特別敢闘賞。 | |
コント。 | |
石橋貴明:本名同じ。1961年10月22日生。東京都出身。 木梨憲武:本名同じ。1962年3月9日生。東京都出身。 帝京高校の同級生だが、クラスも部活も別であり、名前と顔を知っているという程度。高校時代、共にピンで日本テレビ『TVジョッキー』内の「ザ・チャレンジ」にてチャンピョンになっている(第3代が石橋、第5代が木梨。石橋は第1回グランドチャンピオン大会で、初代チャンピオンの竹中直人を破っている)。石橋は『ぎんざNOW』にも挑戦していた。高校卒業直前、『所ジョージのドバドバ大爆弾』(東京12チャンネル)にて石橋が木梨を誘ってペアを組み、400組の中から1組だけ選ばれて出演したことがある(2人1組が条件だったため)。 1980年、高校卒業後、一時就職をしていたが、『所ジョージのドバドバ大爆弾』のスタッフが『お笑いスター誕生!!』のスタッフだったことから番組に誘われ、石橋が木梨を誘い、"貴明&憲武"を結成。アマチュア挑戦。1981年に"とんねるず"に改名。 | |
(1週目合格 No.14 1980年7月12日放送) (ナレーション) 「帝京高校の野球部とサッカー部がコンビを組んでテレビ番組を荒らし回った。そしていよいよ、プロを目指して登場。貴明&憲武だ」 憲武「お笑いスター誕生って新しく、ナウい感じがしますね」 貴明「そこで僕たちがこの場を借りまして二人で新しい番組を作ろうなんて、考えまして」 二人「その名も『お笑いスターリバイバル』。懐かしい人たちを「バックアップ!」(両手で持ち上げるジェスチャー)します」 二人「今週の一組目!」 憲武「『嫁に来ないか』が大ヒット、新沼謙治さんの登場です。みなさん、右目に注目。どうぞ~」 貴明「♪嫁に来ないかあ~ 僕のところ~へ~~(片目を半開きにして)」 二人「や~っ、なーつかしーですね!」 二人「今週の二組目!」 貴明「続きまして、ジュニアフライ級チャンピョン、具志堅用高さんの登場です~」 憲武「ぼく、ボクシングのこともなーんにも、もうじえーんぶ!じえーんぶ!わかりません。会長、ぼくはどうしたらいーんで、ちょっか」 貴明「はい、会長の金平です。今日の具志堅くんは~、ボデーが出ませんでしたね。具志堅、練習するぞ!」 憲武が、貴明の持つパンチングボールに向かって、「キンコカンコ、キンコカンコ」とリズムを取る。 貴明「具志堅のパンチは、沖縄のリズム」 二人「や~っ、なーつかしーですね!」 二人「今週の三組目!」 貴明「続きまして、中尾ミエさんのライバル、和田アキ子さんの登場です。大ヒット『どしゃぶりの雨の中で』!」 憲武「♪とても悲しいわハァ~」 二人「や~っ、なーつかしーですね!」 二人「今週の四組目!」 憲武「星一徹さん! 怒っています! 星さんのまゆげが、まゆげが~」 貴明「飛雄馬!」 二人「や~っ、なーつかしーですね!」 二人「今週の五組目!」 憲武「世界格闘技No.1、アントニオ猪木さんに来てもらっています」 (貴明、ガウンを着て後ろを向いたまま) 憲武「猪木さんは、テーマミュージックがないと出られないそうです。お客さん「猪木、ボンバエー」をお願いします」 手拍子とともに、貴明登場。 貴明「は~い猪木です」 憲武「猪木さんの隠し芸って何ですか?」 貴明「正月、美津子と凧あげてます」 憲武「では、凧上げ見せていただけますか?」 貴明「じゃあ家に帰って、美津子を呼んで凧をあげるまでをやります」 憲武「では猪木さんが、お正月に家に帰って、凧をあげるまで、やってもらいましょう」 貴明「ピンポンピンポンピンポン!おい美津子!何餅なんか食ってるんだ、凧あげるぞ凧!」 (貴明が糸、憲武が凧を持って踊りながら)「凧たこあがれ、天まであがれ」 最後に貴明、猪木の「ダー!」よろしく勝ち鬨を上げる。 二人「や~っ、なーつかしーですね!」 二人「最後になりました」 貴明「日本テレビでお送りしております、11PMのオープニングナンバー!」 二人「シャバダバダ、ディーシャバダバ♪ シャバダバダ、ディーシャバダバ♪」 11PMオープニングのアニメーションの真似。 ふたりでラインダンスをした後、時計の前に、セクシーポーズで座る憲武。貴明が腕で時計の針を指し「11時20分」 二人「ありがとうございましたあ~っ!!」 | |
(2週目合格 No.15 1980年7月19日放送) ものまね&漫才 貴明&憲武といえば「かしまし娘」ネタ。何の脈略もなく突然すごい形相で「うちら陽気なかしましむすめ~」と歌い「歌江ねぇちゃん、見てる!」と花江の物まねをするのが定番。毎週やっていた。 巨人の星 「巨人の星」のテーマソングを歌いながら巨人の星で有名な場面のダイジェストをやっていた。 うさぎ跳び・バットを振る真似・大リーグ養成ギブスをつけての連投・走ってダイビングキャッチなど 貴明:花形満 憲武:星飛雄馬 ♪思い~込んだ~ら 試練の道を~ 行くが~男の~ ど根~性~ 貴明「星君(炎が書いている紙を目にかざす。)」 憲武「父ちゃん、俺は燃えてるぜ!!(炎の書いてある紙を目にかざす。)」 右手を2回まわして 一度右手で腰を軽く叩いて 右手を広げ肩側に戻し その間左手は腰 ・「オーーッと てやんでぇ~!」(ギャグ) | |
(3週目合格 No.16 1980年7月26日放送) (ナレーション) 「18歳の若い感覚で、アマチュアながら2週目を見事合格。果たして3週目どうなるか。ファイト一発。貴明&憲武」 貴明「最近のヤングパワー、ニューパワー」 憲武「すごいですね」 貴明「ニューパワーといえば」 憲武「竹の子族」 カセットをかけ、山口百恵「ロックンロール・ウィドウ」を流して、二人で踊る。 「かっこかっこかっこ…… かっこかっこかっこ……」 しかし、途中で貴明やめる。 貴明「アリでもババでもどうでもいい」 右手力こぶ、左手力こぶ。そして右手を1回まわして……その間顔は右手方向を向く。 二人「時代を先取る、ニューパワー!!」 憲武「1960年代、ジェームス・ディーン」 貴明「リーバイスのジーンズ。かしまし娘の正司花江!」 憲武「うちかてリーバイスはいたっていいじゃない。歌江ねーちゃんエドウィンなんだから」 二人「時代を先取る、ニューパワー!!」 憲武「奥様は魔女」 二人「私たち二人は普通の恋をし、普通の結婚をしたのです」 憲武「ただ一つ違ったのは」 貴明「旦那はプロレスラーだったのです」(アントニオ猪木の真似) 二人「時代を先取る、ニューパワー!!」 貴明「続きまして、紅白歌のベストテン」 憲武「岩手県の大スター、新沼謙治さん! 右目に注目」 貴明「(片目を半開きにして)嫁に~来ないか~、リーバイスはいて~」 二人「時代を先取る、ニューパワー!!」 貴明「1960年代、面白い番組がありました。バッドマン」 「バットマン」のテーマを歌いながら 貴明:バットマン 憲武:ロビン 憲武「あっ、バットマン。後ろに敵が……」 貴明「よしロビン、敵をやっつけるぞ!!」 憲武「おう」 敵を殴った時の音を紙に書いて「BOOOOOOOM!!」とか「DOOOOOOOM!」とか出した後、オチが「どん!」と日本語で書いた紙を出す。 | |
(4週目合格 No.18 1980年8月9日放送) (ナレーション) 「アマチュアながら現代を鋭くとらえた感覚で、見事銅賞まで驀進。さらにきびしくなる4週目、合格なるか。貴明&憲武だ」 飛んできた紙テープを巻きながら「代々木という感じ」 ・ビューティ・ペア「かけめぐる青春」を猪木(貴明)と馬場(憲武)がリバイバル! ・バレーボール「サインはV」オープニングナンバー ・コンバットの日本人リトル・ジョンがジャイアント馬場だったら、アントニオ猪木だったら。 ・ピンクレディー「UFO」のイントロが流れて、振り付で踊る。「(前奏を口で)♪チャラララ……ピーポーピーポーピーーーー波平!!」頭に手を当てるのではなく、人差し指一本を突き出す。 ・もんた&ブラザーズのもんたよしのり。歌っているうちになぜか高見山になり、最後は二人で「まるはっち!」 ・中尾ミエの「可愛いベイビー」を歌うつもりが、なぜか「こんにちは赤ちゃん」に。 (なお、中尾ミエは最後、「この歌流行っていた頃、あなた方生まれていなかったんだ」と語っていた) | |
(5週目不合格 No.19 1980年8月16日放送) 不 明 | |
(5週目再挑戦合格 No.57 1981年5月9日放送) (ナレーション) 「再チャレンジ組の登場だ。帝京高校のレギュラーの座を勝ち取ることができなかった二人が、お笑いでレギュラーの座を勝ち取ることができるか。とんねるずだ」 コント「重量挙げ」 貴明:様々な国の重量挙げの選手 憲武:司会者 一人目はアメリカの選手。胸にはアメリカの国旗。色々やるが結局失敗、帰っていく。 そして二人目は日本人の選手。胸の国旗の部分を日本に変えただけ。 貴明(重量を高々と持ち上げる) 憲武「さあ石橋選手、上がった~。ランプは……、えっ、ぁハイハイ。エーたった今、臨時ニュースが入りました。日本重量挙げ協会会長が亡くなりましたので、ココで1分間の黙とうです」 貴明、耐え切れず頭から倒れこむ。 貴明「あ~~~っ。」 憲武「あっ、こっちも死んでる。もう一度黙とうを……」 貴明「そんなわけネェだろ!!」 | |
(6週目合格 No.58 1981年5月16日放送) (ナレーション) 「貴明&憲武が、とんねるずと名前を変えて再チャレンジ。トンネルを抜けるとそこは果たしてスターの座か。いよいよ6週目。とんねるず」 『ふり向くな君は美しい』の楽曲にのってスクールメイツ姿の二人が登場。踊り出す。 木梨「全然振付があってなかったじゃない。さあ、一からやり直すわ」 石橋、いきなり倒れこむ。 石橋「ダメ、できないわ」 木梨「ねえ、どうしたの、スーザン。一からやるしかないわ」 石橋「私、やっぱり、スクールメイツの器じゃなかったのよ」 木梨「練習よ。一から練習するわ」 石橋「だめよ」 木梨「まだ言ってもわからないの。あのつらい冬の合宿は何のためにしたの」 石橋「冬の合宿」 木梨「私たちは足腰を鍛えるために、毎日毎日スピードスケートをやったじゃないの」 石橋「スピードスケート」 木梨「あのつらかったスピードスケート、思い出すのよ」 石橋「よーいスタート」 二人でチアガールポンポンを捨て、スピードスケートの練習を始める。 石橋「コーナーリングよ」 二人「コーナーリング、コーナーリング、コーナーリング」 石橋「マリリン、遅いわよ」 木梨「頑張るわよ」 石橋「抜かれた~」 木梨「ちょっと休みましょう」 石橋「疲れたわ」 木梨「だけど足腰に筋肉がついたわ」 石橋「さあ、練習を始めるわよ」 パッと場面が戻り 木梨「あの練習は何だったの」 石橋、崩れ落ちる。 木梨「何のために、あんなつらい練習をしたの」 石橋「やめてよ。だって涙が出ちゃう。女の子だもん」 木梨「スーザン、これほど言ってもわからないの」 石橋「マリリン、やめてよ」 木梨「スーザン、わからないの。スーザンの弱虫!」 木梨、自分の手をはたいて相手の顔をたたく演技をしようとして、実際に石橋の頬を叩いてしまう。 石橋「画期的なターンね。今までここで止めるはずが、実際にたたくなんて。ごめんね」 木梨「目が覚めた?」 石橋「覚めたわ」 木梨「さあ、泣くのはおよし」 石橋「私が悪かったわ」 木梨「泣くんだったら、このひろーい胸でお泣き」 石橋「スーザンは、やがてマリリンの豊満な胸で泣くのだった」 石橋「マリリン!」 木梨「スーザン」 石橋「バカバカバカバカバカ(と、相手の胸をたたく)」 木梨「さあ、元気出して練習よ」 二人「うん!」 木梨がバックで踊る中、石橋のナレーション。 石橋「それから三か月。スーザンとマリリンは激しい特訓の毎日だった。そしてついに、初のテレビ出演が決まった。足腰の訓練が、今発揮されるのだった」 石橋「マリリン見て」 木梨「何」 石橋「テレビの出演よ」 木梨「ついに私たちが主役」 石橋「主役よ」 木梨「題名は何?」 石橋「新・サインはV」 木梨「新・サインはV」 二人、サインはVを歌い出す。スカートを脱ぐと、バレーのブルマが出てくる。バレーの芝居を始める。 石橋「ここらで、レインボーを打ち砕くのよ」 木梨「わかったわ」 石橋、文字が書かれた紙を取り出し「ここからはスローVTRでお送りします。お楽しみください」 スローの動きになる。 二人「サーブが来たわ」 二人「ポワポワポワポワポワ」 石橋、レシーブを行う。 木梨「トストストストストス」 木梨、トスを行う。 木梨「一人時間差!」 石橋、アタックをするも顔面にボールを受け、倒れる。スローが終わる。 石橋「グロスアタック」 再びスロー。 二人「ポワポワポワポワポワ」 石橋、レシーブを行う。 木梨「トストストストストス」 木梨、トスを行う。 石橋「マリリンマリリンマリリンリンリンリンリン」 木梨「スーザンスーザンスーザンザンザンザンザン」 二人で交差して 二人「X攻撃。見た人しかわからない」 続いてスーザンが腕を振り回し、後ろ向きのままサーブ。そのままポイントを取り、二人喜ぶ。 しかし、石橋、右手を抑える。 石橋「み、右手が……」 木梨「どうしたの」 石橋「私、この番組から降りるわ、マリリン」 木梨「どうして」 石橋「もう右手が使い物にならなくなっているのよ」 木梨「いつからなの」 石橋「かなり前からよ。毎日毎日毎日、苦痛との闘いだったわ」 木梨「毎日」 石橋「毎日」 木梨「(『ブギ浮ぎI LOVE YOU』を田原俊彦のまねで歌い出す)毎日が、楽しくて、笑うしかないね、ハハハハハ。(指さしながら)バカだね」 石橋、崩れ落ちる。 石橋「所詮私は、スクールメイツの器じゃなかったのよ」 木梨「でも大丈夫よ、スーザン。あなたに残された道がもう一つあるわよ」 石橋「まだあるの」 木梨「女子プロレスでデビューするのよ。スーザン・アントニオ・猪木!」 石橋「いいかげんにしろ」 京唄子「二人とも、女の子似合うね~。若さが躍動していてさわやかだった」 審査員からも大好評。余裕の合格。 | |
(7週目合格 No.59 1981年5月23日放送) 少年院から出てきたジャック石松(石橋)。自分の町に帰ってきて歩いていると…… 石「ジ、ジミー!?」 木「だ、だれだ?」 石「ジャックだよ!」 木「ジャックか!どこ行ってたんだよ!」 石「……頭、丸めてたんだよ」 木「床屋か?」 石「違うよ!」 こんなやりとりの後、 石「ところでジミー、ヨ、ヨ、ヨウコは元気か? この町にもヨウコに会いに……」 木「ヨ、ヨ、ヨウコは…………死んだよ!(かなり明るく)」 石「え!!ヨウコが。。。ヨウコが!!ヨウコはどうしたんだ!」 木「殺されたよ……」 石「誰に!」 木「それだけは言えねぇよ!」 石「言わねーなら力ずくでも言わせてやる! ほら!ジャックナイフだ!おらおらららー!」 木「お前のその性格がヨウコを殺したんだ!」 で、結局、ジミーとバイクで2人乗り中に道路に落としてきちゃったっていうオチです。 文章で書くと変ですが、唄子師匠がやたらと誉めてました。 | |
(8週目合格 No.60 1981年5月30日放送) (第2回ゴールデンルーキー賞〈激突シリーズ〉1回目 39点 No.66 1982年7月11日放送) 学生服姿の石橋と渡辺(木梨)が登場。石橋は不良タイプ、渡辺は気弱な真面目タイプ。 授業で椅子に座るが、石橋は居眠り。真面目な渡辺が、石橋を起こす。 渡辺「石橋君」 石橋「なんだよ」 渡辺「先生が呼んでいます」 石橋「はい」といって立ちあがる。 渡辺「41ページです」 石橋「何行目だよ」 渡辺「3行目からです」 しかし石橋は読むことができない。 石橋「わかんないすもん。はあい」 続いて立ちあがった渡辺、流ちょうに英語をすらすら話す。 渡辺「We ~~~.Speak ~~~~ドーナッチョ」 鐘が鳴り、渡辺「起立、礼、さよなら」 石橋「やってられねえよな。渡辺。俺の掃除当番、代わりにやっといてくれ」 渡辺「はい!」 石橋「それが終わったら、速攻で体育館裏に来いよな」 渡辺「だけど復習が」 石橋「なにい。体育館裏」 渡辺「行きます!」 石橋「ちゃんと来いよな。体育館裏だぞ」 そして石橋は去っていく。机を片付けながら怯える渡辺。 渡辺「怖いな。何をされるんだろう。殴られるのかな。出も先輩の言われた通り」 鞄を持ち、体育館裏に来る渡辺。 渡辺「こんな寂しいところに一人きり。何されるんだろうな。殴られるのかな」 そこへポケットに手を突っ込んだ石橋がいきりながら登場。 渡辺「石橋さん。金なら持ってますよ」 石橋「金なんか要らねえ」 渡辺「いつもの卵焼き、まずかったですか?」 石橋「今日の弁当? うまかったぞ」 渡辺「ノートは毎日取っているつもりです」 石橋「違うんだよ」 怒る石橋。怯える渡辺。 石橋「今日はよ、そういう話じゃないんだよ」 渡辺「はい」 石橋「俺……俺」 渡辺「はい」 石橋「お前が好きだ」 びっくりする渡辺。 石橋「俺、俺、付き合ってくれよ」 渡辺「でも」 石橋「俺なんか、お前の彼氏には似合わないんだ」 渡辺「石橋君、ぼ、ぼ、ぼ、僕でよかったら」 反対を振り向いて足を振る渡辺。 石橋「渡辺。お、俺、嬉しいよ。俺バカだけどよ。絶対お前のこと、守ってやるから」 胸ポケットに手を突っ込み、何かを渡辺に渡す石橋。 渡辺「何?」 石橋「シャーペン。ペアで買ったんだ」 大事そうに胸にしまう渡辺。 渡辺「ありがとう」 石橋「これからも仲良くしてね」 小さく頷く渡辺。左腕を差し出す石橋。 石橋「家まで送るよ」 右腕で抱きつく渡辺。歩き出そうとしたら、前方に人影を見つける。 石橋「隣の学校の番長たちだ」 渡辺の腕を振りほどき、後ろに庇う石橋。 石橋「うっせえーな。今日はやんないったら、やんないって言ってるだろ。やる気か」 かばう石橋の後ろからからかうかのように覗き込む渡辺。 石橋「うっせーな。やんねえよ」 石を拾って投げようとする渡辺。慌てて止める石橋。 石橋「今日はやんねえって言ってんだろ」 後ろであっかんべえをする渡辺。 石橋「こいつはよお、(右手の小指を見せながら)俺の女(すけ)だ。笑いやがったな。勘弁ならねえ。(上着を脱いて渡辺に渡しながら)この野郎、上等だ。やっちゃうぞ」 なぜか猪木の真似をしながら、相手にパンチや蹴りを入れる。ところが殴られ 石橋「いいパンチ、持ってるんじゃねえか」 ところが次々に殴られ、ついには倒れこむ。そんな石橋をかばおうとする渡辺。 渡辺「やめろよ。えい」 手を振り回すと、なぜか当たって相手が倒れる。 渡辺「当たった」 石橋「お前は素人なんだからやめとけ」 渡辺「石橋君。ケンカって意外と簡単なんだね」 また手を振り回すと相手に当たって倒れる。 渡辺「当たった」 そこへ殴られ、渡辺は吹っ飛んでしまう。 石橋「大丈夫か、渡辺。おい」 表情を変え、急に男っぽくなる。 渡辺「いてえじゃねえか、てめえよ。なにやってんだよ、てめえよ」 と、相手に頭突きをかまし、倒す。さらに逃げようとする反対側の相手を捕まえ、こちらにも頭突きをかます。 渡辺「何逃げようとしてんだよ。金出せ、金出せ。二千円? 何? 8週目行きそうですね。何言ってんだよ、てめえ(会場、拍手)。ここら辺、ウロウロすんじゃねえ」 渡辺「おい、石橋」 石橋を起こす渡辺。 石橋「はい」 渡辺「家まで送っていってやるよ」 石橋「お願いしま~す」 渡辺「うっせえよ」 とどついて終わり。 | |
(9週目合格 No.61 1981年6月6日放送) 歌手デビューを目指すミーケイネタ | |
(10週目不合格 No.62 1981年6月13日放送) (ナレーション) 「さぁ、栄光のグランプリ挑戦だ。 若さとナウな感覚で、七転び八起き。 今、待ちに待ったその日が来た。 至上五組目のグランプリなるか?とんねるず」 ユニホームを着た石橋と、学生服の木梨が登場。木梨は今回も渡辺の名前。歓声と紙テープがすごい。 石橋「よし、行くぞ、渡辺」 木梨「はい」 石橋「真っすぐだ」 木梨「はい、真っすぐです」 石橋「(石橋、振りかぶって投げる。横で木梨、メモ帳にメモを取っている)バン」 木梨「速いですね~。今日も球が走っています。汗が(と持っていたタオルで顔を拭く)」 石橋「ラストだ」 木梨「140球目、ラストです」 石橋「シュート」 木梨「シュートです」 石橋「(振りかぶって投げる)」 木梨「終わりです、140球、放りました(とタオルで顔を拭く)。やあ、汗が絶えませんね(と喜びながら顔を拭く)」 石橋「もういいよ。渡辺、みんな呼べ」 木梨「はい。みなさーん、集合ですよ~。集合ですよ~ヨーロレイヒー。(『アルプスの少女ハイジ』のメロディで)口笛はなぜ、遠くまで聞こえるの。私はなぜ、踊っているのかしら」 石橋「お前、何やってんだよ。ここはアルプスじゃないんだぞ」 木梨「みんなが疲れていると思って」 石橋「いいんだよ、お前はそういうことをしなくても。」 木梨「はい、すみません」 石橋「(帽子を取って)みんな、がんばろうぜ。渡辺、常盤、川島。がんばろうな。じゃあ今日は、最後に、グラウンドに黙祷しよう。黙祷(と目をつぶる)」 木梨「(メモを取っていた木梨。にっこり笑い、目をつぶっている石橋の唇にキスをする。一応、木梨は後ろ向き。客席からは歓声と悲鳴)」 石橋「(木梨を突き飛ばす)何をやっているんだよ。何やってるんだよ」 木梨「チャンスかと思って」 石橋「何言ってるんだよ。よし、みんな、帰っていいや。お疲れ、お疲れ、お疲れ」 木梨「明日10時です、遅れないように、10時です。はい、お疲れさまでした」 石橋「渡辺」 木梨「はい」 石橋「お前に言っておきたいことがある」 木梨「(怪訝そうな顔)」 石橋「お前な、あれほど言っただろ。グラウンドではイチャイチャするなって」 木梨「だって、石橋君、最近冷たいんだもん(と後ろを向いて、紙テープの山を蹴飛ばす)」 石橋「だってよ、俺、プラトニック石橋だもん。なんだよ、渡辺、お前嫌なのかよ。わかったよ、指輪返すよ(と指から指輪を抜いて、手渡す)。いいよ、お前とはもう付き合えない、別れよう」 木梨「やっぱりあの噂は本当だったんだね」 石橋「噂?」 木梨「渋谷の公園通りを、セカンドの吉田君と歩いていたっていうのは(石橋、頭を抱える。木梨、悶える)」 石橋「べ、別に吉田と歩いていたって、別におかしくないだろ、男同士だもん」 木梨「だって聞いたもん。手組んでたって(石橋、頭を抱える)」 石橋「いいじゃないか、お前とは別に」 木梨「もういいよ。僕のこと嫌いになったんだ」 石橋「渡辺」 木梨「石橋君の事なんか嫌いだ。吉田君の……、嫌いだ(と走り去っていく)」 石橋「自衛隊とかにはよくあるんだ、こういう世界。それから渡辺、グラウンドには全然姿を現さなかった。それから3日後、街で会った渡辺は、前の渡辺とは全然違っていた」 木梨「(学生服の前を開け、襟を立て、煙草を吸いながら歩く木梨登場)」 石橋「渡辺、お前」 木梨「い、石橋君じゃないか」 石橋「お前、何煙草なんか吸ってんだよ」 木梨「(おどおどしながら)突っ張ってんだよ(懸命に慣れない素振りでタバコを吸う)」 石橋「渡辺、もう1回グラウンドに戻って来いよ」 木梨「冗談言うなよ」 石橋「みんなで、みんなで、甲子園で歌った時もあったじゃないか。もう1回やり直そうぜ」 木梨「自分勝手すぎるよ、お前は。お前、煙草吸ってみろよ。煙草吸ったら、戻ってやっていいよ」 石橋「俺はピッチャーだ、煙草なんて吸えるわけないだろ」 木梨「だらしないな。今の高校生なんか、みんな吸ってんだろ。俺だって吸ってんだ(ぎこちなく煙草を吸う)。」 石橋「じゃあ、俺が煙草吸ったら、お前、クラブ戻ってくるな」 木梨「戻ってやってもいいよ(と吸っていた煙草を石橋に渡す)」 石橋「わかったよ(と煙草を受け取る)」 木梨「吸ってみろよ」 石橋「(吸おうとするが、手が震える)」 木梨「手が震えてるじゃねえか」 石橋「(一口吸うが、すぐにせき込む)」 木梨「だらしねえな」 石橋「(煙草を足で踏みつけ)煙草なんてやめろよ。戻って来いよ、渡辺」 木梨「じゃあ、ものまねやったら戻ってもいいよ」 石橋「ものまねだったら簡単じゃないか。いつでもやってやる(と猪木の物真似をやろうとする)」 木梨「(石橋を止めながら)ちょっと待って。アントニオ猪木と、新沼謙治と、星一徹の眉毛は抜きでね」 石橋「だったらやってやるよ」 木梨「何を」 石橋「お前な。俺がいつも、星一徹の眉毛のものまねばっかりやっていると思っているんだろ。新しいの、考えてあったんだよ」 木梨「新しいの?」 石橋「サリーちゃんのパパっつうな」 木梨「サリーちゃんのパパ?」 石橋「見てろよ。(一回しゃがみ込んで、顔を上げる)サリー」 木梨「(石橋を突き飛ばしながら)似てるか。全然変わってないじゃないか」 石橋「渡辺、戻ってきてくれるだろ」 木梨「石橋君、本当は石橋君から離れられないんだ」 石橋「そうだろ」 木梨「頑張って、頑張ってほしいからこんな格好をしたり、煙草を吸ったりしてたんだ」 石橋「俺だって好きなんだよ、渡辺(と木梨の手を取る)。もう1回、もう1回、帰ってきてくれるだろ」 木梨「(木梨、うなづく)」 石橋「俺と付き合ってくれるんだな」 木梨「(木梨、うなづく)お願いします」 石橋「ヨロレイヨロレイヨロレイヒー。貴明、うれしい」 木梨「いい加減にしろ」 赤塚「教室でやった、前の方が健康的。今回のはちょっと不健康な感じする」 唄子「ちょっと息の合ってないところがあった。こっち(木梨)が言いかけたところで、そっち(石橋)がしゃべったりといったかみ合わせがね、たびたびあった」 啓介「苦しんだのがありあり。二人の良さがあまりなかった」 最後の総評でもとんねるずは練習不足と言われた。 グランプリ特集で九十九一、怪物ランドとともにとんねるずのネタもダイジェストで流れましたが、その時は、この野球部とマネージャーネタでした。なぜ落ちたネタを流したんだろう? | |
(第2回ゴールデンルーキー賞〈激突シリーズ〉2回目 40点 No.68 1982年7月25日放送) 英語の女教師(木梨)と生徒(石橋)のネタ。 | |
(第2回ゴールデンルーキー賞〈激突シリーズ〉3回目 43点 No.70 1982年8月8日放送) 不良に憧れる「かずみ」とレディース鬼子のコント。 | |
(第2回ゴールデンルーキー賞〈激突シリーズ〉4回目 45点 No.74 1982年9月5日放送) 宝塚ネタ。 | |
(第2回ゴールデンルーキー賞〈激突シリーズ〉5回目 48点 No.78 1982年10月3日放送) 俺は柔道を辞めると訴える十条直哉(木梨)と、呼び出しに遅れて登場するがっぷ力丸(石橋)。十条は力丸に柔道を辞めると伝え、昨年十条に負けて雪辱に燃える力丸は理由を聞く。最後に二人は決着を付けようとする。オチは柔道を辞める理由を十条が訴える。実は、力丸の腋臭が臭すぎるため。 ゴールデンルーキー賞最高の48点を取る(アゴ&キンゾーも48点を取っている)。 | |
(第2回ゴールデンルーキー賞〈決戦シリーズ〉1回目 45点 No.83 1982年11月7日放送) 田原俊彦ネタ。 事務用のいす二つをくっつけて、それに乗ったタクシーの運転手と客があちらこちらへ行くというのは、センスの良さを見せつけていましたね。 | |
(第2回ゴールデンルーキー賞〈決戦シリーズ〉2回目 44点 No.84 1982年11月14日放送) (グランプリ全員集合(那須の特番) No.121 1982年8月7日放送) 中央学園の門扉の前 「太陽がくれた季節」が流れ、学生服姿の石橋がスローモーションで駆けて登場。 石橋「ちきしょう。どうして俺の家は貧乏なんだよ。貧乏なんで、どわいきらいどわい」 同じく学生服姿の木梨登場。 木梨「なんですか、こんなところに呼び出して、片桐君」 石橋「加藤、おまえ、払ったんだってな」 木梨「何がですか?」 石橋「俺の給食費」 木梨「何だ、あの事ですか。あれだったらいいんですよ。僕のうちはお金があるんですから。片桐君んちは貧乏だから、代わりに払うのは当然のことですよ」 石橋「誰が頼んだんだよ」 木梨「えっ?」 石橋「(木梨の胸元を掴みながら)誰が頼んだんだよ」 木梨「誰も頼んでませんけれど、僕の善意の気持ち」 石橋「どういうことだよ(と右手で殴る)」 木梨「あっ(と左向きに倒れるが)あっ、こっちだ(と慌てて右向きに態勢を変える)」 石橋「わかってんのか」 木梨「殴ることないじゃないか。(小さい声で)貧乏」 木梨は逃げて、門の裏に隠れる。 石橋「ちきしょう。俺んちのおやじが、あいつの工場で働いているからって。(いきなり右手を出して)か・た・ぎ・り・ま・こ・と。貧乏、大臣、大大臣、貧乏、大臣、大大臣、やっぱり貧乏だ~(と崩れ落ちる)」 そこに三つ編み姿の夏服のセーラー姿の木梨登場。 木梨「片桐君」 しかし、ズボンのすそがスカートから出ているので、慌てて隠す。 石橋「何でズボンが見えてんだよ」 木梨「(無視して)さっき、佐藤君が泣いて向こうに行ったわよ。どうして暴力を振るうのよ」 石橋「うるせえ(と去ろうとする)」 木梨「(引き留めて)暴力なんて最低よ。それに、給食、食べてないって言うじゃない。どうして」 石橋「俺、牛乳飲めねえんだよ。牛乳飲むと、ポンポンがごろごろ言うんだよ」 木梨「片桐君、これ(とハンカチに持っていたものを差し出す)」 石橋「なんだよ。(開けてみると)給食の揚げパン。(揚げパンを落としながら)どうしてこんなもの持ってくるんだよ。俺が世の中で三番目に嫌いなのが鯨の竜田揚げ、二番目に嫌いなのが(なんとかの)バーガー、そして一番目に嫌いなのが、給食の揚げパンなんだよ」 木梨「片桐君、汚いわ。(揚げパンを拾い、さすりながら)揚げパンにも、五分の魂」 石橋「なんで、なんでノリ子は、そこまでして俺に口出しすんだよ」 音楽が流れ、木梨はスローに踊りだす。 木梨「好きだから。あげる、揚げパン。好きだから、食べてよね」 と、木梨は去っていく。 石橋「どうして俺がこんな思いをしなければならないんだ。これもそれも、全部加藤が悪いんだ。加藤なんて、どわいきらいどわい」 半そでワイシャツ姿の木梨登場。 木梨「どうした、片桐。こんなところで。悩みでもあるのか」 石橋「いいよ」 木梨「どうした、言ってみろ」 石橋「いいよ」 木梨「先生の心の中に入ってこい」 石橋「臭い青春ドラマ、やってんじゃねえよ」 木梨「やってんだよ」 木梨、ポケットから縄跳びを出す。ゆっくり縄跳びをしながら 木梨「そうだ。私の心に入ってこい。何もかも、忘れて」 石橋「先生、何なんですか、この縄跳びは」 木梨「私の心だ」 石橋「こんなの、誰だって入れるじゃないですか」 木梨「入ってみろ」 といきなり回転を速くし、二重飛びなども披露。 石橋「入れない(とうなだれる)」 木梨「何があったんだ。言ってみろ」 石橋「先生、うちのクラスの加藤がね、俺の給食費、払ったんですよ」 木梨「よしわかった、私が加藤を呼んで来よう」 そこへ加藤が門の陰にやってきた。 石橋「おい、加藤(とまた殴りかかろうとする)」 木梨「(それを引き留め)おい、加藤。片桐の給食費を払ったん立てな。それは間違っているぞ(と言いながら、門の陰に隠れていく)」 木梨「僕んちにはお金があるんですから、いいんですよ」 と学ラン姿で登場し、門によりかかる。 石橋「おい、加藤」 木梨「いいんですよ」 そこへ、門の陰にいるらしい先生が、加藤の頭を叩く(一人芝居)。 木梨「何するんですか」 と、門の陰にいる先生に殴りかかろうとして、逆にすっ飛ばされる。 木梨「何をするんですか。畜生」 と門の陰に隠れ、二人で喧嘩する声をかけ合う(一人芝居)。 そこへ、セーラー姿の木梨登場。ただし、スカートは履いていない。 木梨「なにをするのよ。けんかはやめて」 とまた、門の陰に隠れる。 石橋「俺はいったい何をやっていればいいんだ。貧乏、大臣、大大臣、貧乏、大臣、大大臣」 三つ編み、セーラー、ズボンの木梨登場。 木梨「どうした、片桐」 石橋「いい加減にしろ」 | |
(第2回ゴールデンルーキー賞〈決戦シリーズ〉3回目 43点 No.87 1982年12月5日放送) 荒木大輔と監督(最近みてないので多分)のネタです。 荒木大輔が野球を辞めて、自宅の荒木工務店でカンナをかけているところに監督が現れるコントです。 荒木大輔最後の夏の甲子園で、蔦監督率いる池田高校にめった打ちされたので、野球を辞めると言い出すコントでした。 | |
(第2回ゴールデンルーキー賞〈決戦シリーズ〉4回目 40点 No.88 1982年12月12日放送) レディースエンジェル鬼塚鬼子と教師コント。 | |
(ゴールデンルーキー賞決勝 特別敢闘賞受賞 ナンバリング無 1982年1月2日放送) 田原俊彦とマネージャーネタ。 | |
(10週目再挑戦合格 No.104 1982年4月10日放送) (ナレーション) 「さぁ グランプリ狙いの登場だ! 帝京高校出身 この番組で産まれ この番組で育った青春コンビ 今 大いなる夢を手中にするか とんねるず!」 貴明:芸能界でスランプに悩む堤大二郎 憲武:堤を慰め、励ます堀越学園の先生 憲武「どうしたんだい、こんなところで、堤大二郎君」 貴明「見てわかるでしょう。ありんこの孔にお湯を入れているんです」 憲武「悩みがあるんだね」 貴明「僕、もう芸能界で生きていく自信が無くなったんだ。ほっといてください」 憲武「まあ、先生である私にワケを話してくれたまえ」 貴明 「この前、楽屋でマッチ(近藤真彦)が僕の事をいじめるんだ。……」 (いきなり「堤大二郎(貴明)vs近藤真彦(憲武)」の回想シーンに入る……) 音楽の授業中。 憲武「ねえねえ、大二郎君「持ち歌合戦」しようぜ!!……じゃあまず僕からね。♪覚めた仕草で熱く見ろぉ~ 涙残して笑いよぉ~(ギンギラギンにさりげなく) ハイ大二郎……」 貴明「♪君に決めたよ~ 恋人は~」 憲武「お前、誰の歌うたってるんだよ!!」 貴明「これ僕の一番売れた曲なんだ。」 憲武「ああそうなんだ……?」 このあとも近藤真彦(憲武)は「ヨコハマ・チーク」や「スニーカーぶるーす」等ヒット曲を並べていくが堤大二郎(貴明)は「花はおそかった」とか歌えなくて「パス!」とか言って近藤真彦にからかわれる。さらにマッチが、じゃあ、お前のヒット曲は(急に歌い出す)♪数字の1はなあに~おやねのえんとつって馬鹿にする。 憲武「(先生に戻って)わかった。その悩みを先生にぶつけなさい。みんなそうして立ち上がっていった。藤正君、三善英史君、吉川ジュー君。みんな、立ち上がっていったんだ」 貴明「みんなポシャっているんじゃないですか。どうして芸能コースはみんな差別をするんですか」 憲武「そんなことはないぞ」 貴明「だって、出席番号はマッチが1番、僕が49番。どう考えたって、売れている順じゃないですか。みんな馬鹿にするんだ。ヒット曲がないんだろう、ベストアルバムを出したことがないんだろうって。芸能コースで無遅刻無欠席は僕だけです」 貴明「しかもこの間の楽屋で……」 憲武「(マッチで)「夜のヒットスタジオ」「たのきん全力投球」「トップテン」「ベストテン」、君は出たことがあるか~」 貴明「って、馬鹿にするんです」 憲武「ファンに対しての反応はどうなんだ」 貴明「(ファンの真似)ねえねえ、サインして」 憲武「(マッチの真似)ごめん。今、忙しい」 貴明「(ファンの真似)きゃあー、素敵」 貴明「それが僕がやると」 憲武「(ファンの真似)ねえねえ、サインして)」 貴明「ごめん、今、忙しい」 憲武「(ファンの真似)やな性格」 貴明「って言うんです」 憲武「(先生に戻って)わかった。そのくやしさを僕にぶつけてみろ。汗を流そう。汗という時はさんずいに十」 貴明「それは“しる”じゃないですか」 憲武「僕は堀越学園の先生。漢字なんか知らなくたっていい。先生は空手をやっていた」 貴明「空手?」 憲武「空手の基礎、イブキをしっているか」 貴明「(ボクシングの真似をする)」 憲武「それは矢吹だ」 貴明「(アントニオ猪木の真似をする)」 憲武「それは猪木だ。懐かしいネタだ」 憲武「それでは実践に入るぞ。マッチだと思ってかかってきなさい」 貴明「できなねえよ、そんなこと」 憲武「じゃあ、マッチを呼んできてやる。テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、マッチにな~れ~」 貴明「なんだよ、先生」 憲武「(マッチの真似で歌った後)、ラミパスラミパス、ルルルー」 貴明「先生はいったい誰なんだよ」 憲武「赤塚不二夫原作、秘密のノリちゃん。よ~~し、テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、ジャイアント馬場になれ~~~!!」 貴明「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、アントニオ猪木になれ~~~!!」 と何故か「猪木(貴明)vs馬場(憲武)」の対決となり、空手チョップと16文キックでジャイアント馬場が勝利をおさめる。 ところが馬場(憲武)は魔法の呪文を唱えて元の姿に戻ろうとするが、ジャイアント馬場は声がこもっているからコンパクトに反応しない。 憲武「マミパフ、マミパフ、ポポポポポ、モモベマヒ」 貴明「しょうがないなあ ラミパス ラミパス ルルルルル~~」 ……と貴明が憲武の変わりに呪文を唱えてあげて元に戻る。 | |
(グランプリコーナー) 石橋:俵幸太郎(ニュースキャスター) 木梨:アン・ルイス(ロック歌手) スーツを着た石橋が登場。紙テープが飛ぶが、一つ芯のまま飛んできて、テーブルの上に当たって跳ね、テーブルの上の飲み物のストローに当たって笑いが起きる。石橋、冷静にストローを元に戻す。 石橋「(ものまねで)こんばんは、俵孝太郎です。今日はとても紫陽花が似合う、日本情緒豊かな方が今日のゲストです」 木梨「(『ラ・セゾン』のメロディに乗って登場)みんな、お久しぶり元気~、アンですよ~ みんな、お久しぶり元気~、アンですよ、おげんキュー、みんな元気ないわよ、どうしよう、孝太郎(と椅子に座りながら肩をたたく) おげんきゅー」 石橋「こんな日本情緒豊かなアンさんが今日のゲストです」 木梨「お久しぶりティー」 石橋「こんばんは、俵孝太郎です」 木梨「どうも~」 石橋「アンさんといえば、このアン語といった、おげんきゅーとか、バイビーとか、そういった言葉が若者に支持されているようですが」 木梨「そうね~、六本木行くとね、みんなねおげんきゅーとかバイビーとか、帰るときにみんなバイビーとか、聞こえるのね。とってもアンうれしいの」 石橋「そうですね。最近、アン語は新しいのができたんですか」 木梨「一つだけあるのね。おげんこ~というの。おげんこ~」 石橋「(グーを握りながら)おげんこ? おげんこというのはいったいどういう意味なんですか」 木梨「意味? 元気にうんこしているというの。みんなで裏の方で流行ってるの。使ってね」 石橋「今度、先進首脳国会議で使わせていただきます。アンさんといえばですね、今度の新曲、『ラ・セゾン』。セゾンというのはフランス語で、日本語で訳すと畳という意味ですが(実際は違います)」 木梨「畳? 俵」 石橋「俵ですか。ところでこの『ラ・セゾン』、作詞が三浦百恵さん、作曲が沢田研二さん。ほとんど話題だけで売れているという感じがするんですけれども」 木梨「それねー、アン言われるのとっても嫌だったの。だから作詞作曲名前を伏せようと思ったの。でも話題作りと言ったら、他にも色々候補があったの。例えばね、作詞が日立製作所、作曲がIBMがやるの」 石橋「こういうジョークがぜひ日米貿易摩擦の緩和の一端になれば。アンさんといえばファッションがきれいですが、こういうのはやはり青山とか六本木のブティックで買われるのですか」 木梨「みんなそう言うんだけどね、最近違うのよ、私。あの辺では買わないの」 石橋「買わないんですか」 木梨「穴場を狙ってね。アールオーシー(?)卸売流通センターでね。プリティーコーナーに行くとね、結構いいのがあるの。これなんかもね(アクセサリーを指さす)」 石橋「靴なんかはどこで」 木梨「あ、これね。ブッチャーにもらったの(いわゆる凶器シューズ)。マブダチさ」 石橋「こういうギャグが、GNP、国民総生産の一環となれば幸いです。アンさんは、三浦百恵さんとはとっても仲が良いわけですか」 木梨「うん、ちっちゃい頃からの知り合いなの」 石橋「仲が良い、ということは、喧嘩なんかはしないんですか」 木梨「そうね。喧嘩なんかしないけどね。この間ね、一曲目、『ラ・セゾン』書いてもらったでしょ。二局目も書いてくれって言ったの。そうしたらね、こんなことがありました」 二人、席を入れ替わる。 木梨「ねえ、百恵。もう一曲書いてよ。『ラ・セゾン』当たっちゃったからさ。もう一曲書いてよ」 石橋「だめよ。もうだめ」 木梨「ダメなんて言わないで、もう一曲書いてよ」 石橋「儲かってるもん。印税ガンガン入ってくるもん」 木梨「でも書いてよ、お願い」 石橋「一曲目何で書いたかって。ほら私の場合、現役引退しても長者番付載ってるでしょ。アン、現役でも載ってないじゃない。アンに凄い人生の侘び寂びを感じたのよ。だから書いてあげたの: 木梨「そんなこと言わなくたっていいでしょ。書いてよ。書いてくれないの」 石橋「嫌、嫌よ」 木梨「あんた、、儲かってるって、もうかってるって言っているけれど、聞いたわよ。マンションの購入資金、払えないそうじゃない」 石橋「そいういうあなたこそ、国民年金払ってないじゃないの」 木梨「何言ってるのよ、あなた。その衣装、『プレイバックpart2』の衣装じゃないのよ。それで台所に立っていると聞いたわよ」 石橋「あなたの旦那こそ、何よ。(大麻を吸う振りをしながら)最近これをやれないもんだから、ウーロン茶飲んでいるっていうじゃないの」 木梨「何よ、そんなこと言うことないでしょ。あんたの旦那こそ言うわよ。あんたの旦那、平原みたいな頭して。ここで原がホームラン打つって言うの」 石橋「なんだこの、国籍不明」 木梨「何よあんた」 二人、掴みかかる。 席を入れ替わり、元に戻る。 石橋「こういった日本情緒豊かなアンさんが今日のゲストでした」 木梨「おげんこ~。ご一緒に、せえの」 二人「おげんこ」 | |
(グランプリコーナー) 水戸黄門の助さん格さんにふんして、シブがき隊の曲にのせて、じたばたするなよーー。風車がとぶぜー | |
(グランプリコーナー) 和包丁の実演販売のコント。切れない和包丁でトマトを潰してしまう。 | |
(グランプリコーナー) 木梨「今日、NHK若者の広場に登場するのは、あの矢沢永吉です。それでは矢沢永吉、どうぞ」 場内暗転。スポットライトを浴びて矢沢永吉(石橋)登場。『YES MY LOVE』が流れる中、おもむろにコーラを飲み、「コークが好きだ、矢沢永吉」(当時のCMのパロディ)と話すも、手に持っているのはなぜかペプシコーラ。「ペプシも好きだ」。 木梨と石橋、椅子に座る。 木梨「今日はいろいろ、お話を伺わせていただきます。矢沢さんは、今後の夢は何でしょうか」 石橋「夢」と言いながら、なぜか手帳を広げて読む。「ユーメイ、いつでも。矢沢はビッグになりたかった。矢沢は貧乏だったから。(左手を広げて出し)や・ざ・わ・え・い・き・ち。貧乏、大臣、大大臣、貧乏、大臣、大大臣、貧乏。貧乏だったんだ」 木梨「日本のミュージック界、西城秀樹などをはじめ、いまはたのきんトリオがブームとなっていますが、どうお考えでしょうか」 石橋「(なぜか手帳を見た後)ウエルカム、いつでも。秀樹のコンサートでペンライトをファンが振っていたが、矢沢は違う。規模が違う。両手でブンブン、ブンブン、東京タワーブンブン」 木梨「なるほど。ブンブンですか」 石橋「(手帳を探しながら)スゥエイ」 木梨「そういう矢沢さんなんですけれども、ところで矢沢さんは小さい頃はどのようなお子さんだったのでしょうか」 石橋「(なぜかずっと手帳をめくりながら)チャイルド? かわいい子だったよ。頭のいい子で、先生に褒められていた」 木梨「今日はですね、そんな矢沢さんの小学校時代のフィルムがあります」 石橋「小学校時代の?」 木梨「それでは、フィルムスタート」 隣に移り、子供のかつらをかぶった石橋が別の椅子に座って机にノートを広げた小学生、木梨が黒板を背に先生となる。 木梨「はーい、みんな。それでは修学旅行の積立金、後ろから集めます。山田君、佐藤君、鈴木君、矢沢君、出しなさい(とハリセンで頭をたたく)」 石橋「先生、矢沢のうちは貧乏なんです。貧乏、大臣、大大臣、貧乏、大臣、大大臣、貧乏。貧乏です」 木梨「忘れたんじゃないか(と、ハリセンで頭をたたく)」 木梨「それでは1時間目、音楽の時間です。今日は「春の小川」を歌います。それでは、あ、そうだ。矢沢君は大きくなったら歌手になりたいって言ってましたよね」 石橋「はい」 木梨「それでは、「春の小川」歌ってください」 石橋「歌っていいんですか。じゃあ歌います(と立ち上がる)。ワン、ツー、ワン、ツー」 石橋「(ハリセンで頭をたたきながら)普通に歌いなさい。あなたは普通に歌えないの、ばか、ばか、ばか、バカ(と頭や顔をたたきまくる)」 二人、元の席に戻る。 木梨「小学校時代のフィルムを見ていただいたんですが、矢沢さん、当時のフィルムを見てどうでしょう」 石橋「(目を抑えながら)懐かしくて涙が出ます」 木梨「有難うございます。続きまして中学校時代のフィルムもあるんですけれども」 石橋「いや、もうそれはいいです」 木梨「いやいや、せっかく中学時代のフィルムもあるんですから、見てみることにしましょう。フィルム、スタート」 二人、隣の席に移る。 木梨「みなさん、いいですか。今日の1時間目は、父兄参観の日です。皆さん、お父さん、お母さん、来ていますね。来ている人、手を挙げてください。(石橋、手を挙げず)矢沢君、矢沢君。お父さんとお母さん、どうしたのかな」 石橋「死んだ。いや、矢沢のお父さんとお母さんは死んだんじゃない。矢沢のお父さんとお母さんは、お星さまになったんどわい」 木梨「(ハリセンで頭をたたきながら)なんでそんな嘘をつくの。さきほどお母さんから電話がありました。忙しくて行けないから、よく見てくださいと言われました」 木梨「さて、今日の1時間目は、縦笛の検査です。みなさん、縦笛を出してください。あれ、矢沢君、縦笛はどうしたの」 石橋「忘れました」 木梨「(ハリセンで頭をたたきながら)なんで忘れたの」 石橋「先生。縦笛の代わりにギャグが面白かったら、許してくれますか」 木梨「ギャグ? 笑ったら許してあげましょう」 石橋「笑ったら点数くれますね」 木梨「わかりました」 石橋「じゃあ最初に、ジョン・マッケンローの声」 木梨「ジョン・マッケンロー」 石橋「全国であたしだけです。ジョン・マッケンローの声です。いいですか」 木梨「わかりました」 石橋「(テニスでサーブを打つ真似をしながら)あぅ」 二人、元の席に戻る。 木梨「矢沢さん、こうして小さいころを振り返ってもらいましたが、どうですか」 石橋「うーん、鼻水が出ますね」 木梨「いろいろお話を伺いましたが、そろそろ最後のメッセージを」 石橋「メッセージですか。わかりました」 『YES MY LOVE』が流れ、今度はコカ・コーラの瓶でコーラを飲んで、ひとこと。 石橋「コントも好きだ、矢沢永吉」 木梨「いい加減にしろ」 | |
(チャンピョンコーナー) 憲武「民さんは野ぐそのようだ」 とんねるずの「野菊の墓」は松田聖子主演の映画「野菊の墓」をうけてのものと思われます。 日本髪を結ったかつらを被った憲武の姿を覚えています。(ということはせりふを言ったのは貴明かな) | |
(爆笑オンステージ No.162 1983年5月28日放送) 木梨「(柔道着をもったブレザー姿の木梨登場)ちきしょー。審査されているみたいだ(審査員は目の前にいる)。そんなことはいいんだ。俺は柔道なんて、柔道なんかやめる。柔道なんて、どわいきらいだあい」 石橋「(柔道着をもった学生服姿の石橋登場)」 木梨「(石を拾い、池に向かって水切りの要領で投げる)ツン、ツン、ツン」 石橋「(木梨の横に並ぶ)三回か。俺も投げる。えい。ツン、ツン、ツン」 木梨「ツン、ツン、ツン、ツン、ツン、ツン(目線が一周して石橋の方へ)」 石橋「(石を手にして)戻った。そんなわけないだろう。またせたな、斎藤君」 木梨「ちょっと時間が遅いんじゃないか、大門君」 石橋「どうした、いったい何の用なんだ。こんなとこ呼び出して。お前ひょっとして、付き合ってくれというんじゃないだろうな」 木梨「(冷たい視線を向けて、顔を伏せる)」 石橋「どうしたんだ。何の話なんだ。こんなことやってる場合じゃないんだ。今年こそ、今年こそ一生懸命稽古して、君の学校破って、うちの学校が地区代表になって、そして個人戦で君に勝って、僕は高校日本一になるんだ。稽古に行くぞ。じゃあ」 木梨「大門君。今度の大会、君が優勝だな」 石橋「どういうことだ」 木梨「僕はもう、柔道なんかやめる」 石橋「ひえ。ひえ、ひえ、ひえ、比叡山の争い」 木梨「(おどける石橋を呆れながら)僕はそれを言いたかったんだ。帰る」 石橋「待て。どういう話だ」 木梨「帰んなくちゃいけないんだよ」 石橋「どうしてだ」 木梨「俺、日直なんだ。黒板の竿を拭かないといけないんだよ」 石橋「馬鹿野郎。馬鹿言ってんじゃないよ、お前と俺は(『三年目の浮気』にある歌詞)。俺はお前、週番通り越してきてるんだぞ。どうしたんだ。ゆっくり話を聞こうじゃないか。座れよ(と座る)。どうしたんだ。去年のこと忘れたのか。去年、俺はお前に負けたんだ」 木梨「(アイドルっぽくうつ伏せで肘をついて寝ころび、笑った顔を客席に向け、客席から歓声)」 石橋「あの、個人戦の戦いを。俺は、あの、お前の轟脳天ファイヤー投げで負けたんだ」 木梨「(横向きになって手を上げるポーズをし、客席からさらに歓声)」 石橋「(木梨の方を見て呆れかえり、怒りながら)お前、人の話聞いているのか」 木梨「(なぜか棒倒しをはじめ、山の砂を取り、石橋の番だとポーズする)」 石橋「(一度砂を取るも、怒って木梨を叩く)何やらせるんだ、お前は。(二人、立ち上がりながら)なんで俺が棒倒ししなきゃならないんだよ。何考えてんだ、お前。お前、勝負しろ」 木梨「この場で?」 石橋「どうしても、どうしても柔道辞めるって言うのか」 木梨「もう、俺のことに口出しするな。お前に言う権利はない」 石橋「馬鹿野郎、お前は(と木梨の顔を殴る。木梨、倒れ込む)」 木梨「(泣きじゃくりながら立ち上がり)殴ることないじゃないか~(と石橋の胸を叩きまくる)。(真顔に戻り)なんか、文句あるのか」 石橋「お前、ころころ変わりやがって。大麻でも吸ってんじゃないのか」 木梨「何を言い出すんだ」 石橋「貴様(と再び殴る。木梨、倒れ込む)。てめえ、この野郎(石橋、倒れ込んだ木梨を殴ろうとする)」 木梨「(潤んだ目で石橋を見ながら、色っぽく)タカ(客席から黄色い悲鳴)」 石橋「(呆れた目で立ち上がる)」 木梨「今日はタカの好きにしていいよ」 石橋「何考えてんだ」 木梨「(立ち上がる)」 石橋「お前がそこまで言うのなら、この場で決着だ(と学生服の上着を脱ぐ。なぜか裸)」 木梨「この場で決着?」 石橋「柔道着を着けろ。柔道着をつけて、この場で決着をつけようじゃないか。この場で、この場で柔道日本一を決めてやる。柔道着を着ろ」 木梨「ようしわかった。お前がそこまで言うんだったら、俺は今日、最後の柔道とする(とブレザーを脱ぎだす)」 石橋「(柔道着の上着を着ながら)ようし勝負だ。ここで、ここでどっちが柔道日本一か、決めてやろうじゃないか」 木梨「(ブレザーを脱ぐ。続いてネクタイを外し、ワイシャツを脱ぎだすので、時間がかかる)」 石橋「早く柔道着を着ろ!」 木梨「(ワイシャツを脱ぐと、なぜか胸まで腹巻をまいている)」 石橋「おい、おい、おい!」 木梨「(なぜか色っぽく、胸元を隠しながら、柔道着を着だす)」 石橋「お前のこれは何なんだ」 木梨「おっぱいを見せたくないんだ」 石橋「お前、この場で高校日本一、決着着けてやる」 木梨「ようし、お前がそこまで言うんだったら、一生懸命にやってやろう」 石橋「何が一生懸命だ。」 木梨「ようし来い」 二人「(二人、組み合う。二人、ともに投げようとして、客席に落ちそうになる。二人声を合わせて)おっとっと(二人がCM出演している森永『おっとっと』の真似)」 石橋「(再び組み合い、木梨を肩に担ぎ、回りながら)二段投げ~(ところが、投げる前に木梨、降りてしまう)とりゃー(と投げたポーズ)」 木梨「ガチョーン(と石橋の方に行き、くるっと一回転)。あいつ、この間闘ったときより、腕をめきめき上げている」 石橋「(両腕を上げながら)メキメキ」 木梨「とりゃー」 石橋「(二人、再び組み合う。石橋、木梨を倒し、袈裟固めを決めながら)これで、俺が高校日本一だ」 木梨「やめろー。俺が柔道辞める理由は、これなんだよ。どけ」 石橋「(石橋、驚いて技を外す)」 木梨「これなんだよ、俺が柔道辞める理由は」 石橋「柔道辞める理由がこれだ? どういうことなんだよ」 木梨「(脇を指しながら)お前、臭いんだよ」 石橋「(きょとんとする)」 木梨「臭いの! ここ!」 石橋「(自分の脇を指す)」 木梨「ワ・キ・ガ」 石橋「(自分で脇の匂いを嗅ぐ)くさーい」 木梨「これなんだよ、俺の理由は」 石橋「待て、斎藤君。君の脇の下の匂いを嗅いでみてくれ。君も腋臭だよ」 木梨「まさか」 石橋「本当だ」 木梨「(自分で脇の匂いを嗅ぐ。真顔で)臭い。ようし、一緒に柔道やろう」 石橋「いいかげんにしなさい」 二人「どうもありがとうございました」 ゴールデンルーキー賞のネタの改変。 | |
(爆笑オンステージ No.176 1983年9月3日放送) 2年ぶりに少年院から出てきて、町に帰ってきた貴ちゃん(石橋)。途中、「娑婆だ、娑婆だ、シャバダバシャバダバ~」と昔の11PMネタを披露。そこへ通りかかる、憲ちゃん(木梨)。久しぶりの再会を喜ぶ二人だった。途中「懐かしいですね」のネタを披露。「どこへ行ってたんだ」「(袖をまくるとビニールテープ二本を腕に巻いてい)」「島流し」のネタを挟む。 石橋が、洋子に会いに来た、どうしているんだ、と聞くと、木梨は「あいつはやめた方がいい」と答えを拒む。石橋がナイフを取り出し、途中「隙を見て刺そうとしたんだろう。俺は騙されない」「あ、明菜」「アッキナー」「グサッ」「刺された~」といった後、ポケットから糸と針を取り出し、自分で縫って「治っちゃった」というネタを挟む。 やり取りの後、木梨が洋子のことを話す。二人で海へサーフィンに行き、波が来た、鮫が来た、子どもたちが西瓜割で近寄ってきた、などのボケを挟み、最後はバイクで帰っている途中、カーブを抜けた後、後ろを振り向いたらいなくなっていた、というオチでおしまい。 7週目のネタの改編。 | |
(爆笑オンステージ No.182 1983年10月15日放送) 警備員:石橋 スカート姿の主婦:木梨 なぜかスカートを抑えながら歩く木梨。後ろをついていく石橋。とうとう声をかけ、万引きをしたのではと聞くも、白を切る木梨。 スカートから手を放してほしいと、手相を見せてほしいと石橋は言うも、片方ずつ見せてなかなかスカートから手を離さない木梨。 石橋はいきなり「YOUNG MAN」を歌いだし、「Y」「M」「C」「A」のポーチングをさせようとするが、木梨は片手でしてしまう。 続いて「むすんでひらいて」を歌い両手を前に出すも、木梨は片手でしてしまう。 ところが「ゆーとぴあ、よろしく、ネ」と両手を右に出すと、思わず木梨も両手を右に出してしまい、スカートから蟹蒲鉾が落ちてくる。 木梨「レジで払おうと思っていたの」 石橋「レジは2kmも過ぎました」 木梨「向こうのスーパーと比較してみようと思って」 石橋「向こうのスーパーは8kmも先です」 続いて石橋は蟹蒲鉾が仲間外れになっている話をする。 さらに石橋は、奥さんが万引きの初心者だと力説し、プロの万引きはこうだ、と色々伝授する。 木梨は、新しい万引きを思いついた、名高達郎万引き、と実践する。 木梨「(ぱっと品物を手に取る)」 石橋「奥さん、今万引きしましたね(と手首を捕まえる)」 木梨「捕った品物を首の周りをぐるぐるさせる」(当時、大きな石を首の周りに回すCMが人気だった) 石橋「回してどうするんです」 木梨「これしか考えていません」 石橋「これじゃワクワクしませんね」 木梨「いいのがあります」 石橋「なんですか」 木梨「謎を解かないで、万引き」 石橋「奥さん、今万引きしましたね」 木梨「手を振りほどいて、(と倒れこみ、ボートをこぐ格好で)謎を、解かないで(と歌いだす)」 石橋「奥さん、何をやっているかわからないです」 木梨「やらない方が良かったかしら」 石橋「もっと私をワクワクさせるものはないですか」 木梨「もっといいのが一つだけあります。ジャニーズ万引き」 石橋「奥さん、今万引きしましたね」 木梨「手を振り払うようにして、踊りだします(と本当に踊り出す。最後はムーンウォークで逃げていく)」 石橋「おあとの演芸と交代させていただきます」 最初はまだよかったが、途中は中だるみだった。 | |
(ゲストコーナー No.189 1983年12月3日放送) ニューヨーク、ブロードウェイのミュージカルスターを目指す一人の少女ジェニファー(木梨)と、彼氏のダンサー、トニー(石橋)。 トニーは華麗なるステップとダンス(竹の子族の踊り)を披露。 ジェニファーはブレイクダンスっぽい踊りを披露。 二人で一緒に行ったらスクールメイツ。次はクールファイブ。 最後はマイケル・ジャクソン『今夜はビート・イット』。 | |
最初のコンビ名は貴明&憲武。当時は18歳、アマチュア。このときは5週目で落ちましたが、その後改名。 | |
素人時代に新宿の飲み屋で知り合ったブラザー・コーンが木梨に『お笑いスター誕生!!』の日本テレビのプロデューサーを紹介し、出演したという。木梨の著書『木梨憲武って!?』(ベストセラーズ)には、「コーンちゃんがいなかったら僕はこの世界にいなかったかもしれない」って書かれている。 | |
貴明は、前説をよく担当していた。 | |
貴明&憲武の頃、森永製菓が「ドーナッチョ」という新製品で二人を使いたい、とオファー。まだ芸能事務所に入っていないため、貴明の兄が窓口となり、広告代理店が間に入って、税込1人30万円で年間契約を結ぶ。以後、12~13年、契約をしてもらった。 | |
「貴明&憲武」の頃は、あまりにも鼻っ柱が強く、「自分たちは面白い」と思いこんでいたらしい。そこで赤尾健一PDが赤坂のナイトクラブ「コルドンブルー」におぼん・こぼんの後釜としてオーディションを受けさせ、合格。このとき、コルドンブルーでショーの制作にあたっていた元日本テレビプロデューサーの井原高忠がプロになることを勧め、二人は芸能界入りを決意し、退職。井原よりコンビ名として、二人のイニシャルTとNから「とんねるず」「とんまとのろま」のどちらかを選ぶように言われ、「とんねるず」を選択した。二人の芸は若者向けだったため、コルドンブルーでは全然受けず、6ヶ月で首になった。しかしその修行が効いたか、再チャレンジ後はどんどん勝ち抜いた。 | |
1981年、西城秀樹司会の『モーニングサラダ』にレギュラー出演。ここで構成を担当していた秋元康と知り合う。また後の個人事務所『オフィスAtoz』の社長となる、西城のマネージャー秦野嘉王とも知り合う。 | |
お笑いスター誕生当時から石橋貴明とそのまんま東は仲がよくしょっちゅうプライベートで遊んでいたそうです。なかでも「宮本武蔵ごっこ」とかいって赤坂から六本木に向かう界隈で東が武蔵、石橋が小次郎役で長い棒を振り回して「待て~武蔵、逃げるな~武蔵」と追っかけっこしていたら警察がやってきて、それに東が気づき物陰に隠れているのにもかかわらず、石橋は長い棒を振り回したまま走り回り、石橋は警察に職務質問を受けたそうです。 | |
面白かったのですが、ネタ的には、逆に若さ一本槍な所もあったと思います。 | |
「ピョン吉・ロックンロール」(1981.8)(「新・ど根性ガエル」主題歌) 「ヤバシびっちな・女デイト・ナイト」(1982.8) 「一気!」(1984.12) 以下はヒット曲続きなので省略。 | |
〈1985年〉 第23回ゴールデンアロー賞芸能賞新人賞受賞「テレビ・ステージと芸能全般に渡って、特異なキャラクターを発揮。若者の教祖としてもイッキに爆発」 日本有線放送大賞最優秀新人賞受賞「一気!」 全日本有線大賞最優秀新人賞受賞「一気!」 FNS音楽祭特別賞受賞「一気!」 全日本歌謡音楽祭話題賞受賞「一気!」 全日本有線大賞上半期新人賞受賞「一気!」 〈1986年〉 銀座音楽祭特別賞受賞 メガロポリス音楽祭特別賞受賞 全日本歌謡音楽祭特別賞受賞 〈1987年〉 日本アカデミー賞話題賞受賞 〈1988年〉 第26回ゴールデンアロー賞芸能賞受賞「巧みな話術とアクションで新しい笑いを次々と生み出し、若者の共感を得た」 〈1991年〉 日本歌謡大賞大賞受賞 受賞曲「情けねえ」 | |
とんねるずが、『生ダラ』の罰ゲームで、貴明&憲武時代のネタをやる事になり、さっそくVTRでネタチェック。急に憲武が叫んだ「うあーい、懐かしい、テキサスコンビだぁ。この人達体重40kgしかないんだ」。因みに、本番でかけたネタは、ピンクレディーの『UFO』のポーズで指を一本立てて「ナミヘイ」、全くウケなかった。 | |
他番組:『一気』のヒットのおかげで『俺たちひょうきん族』の「ひょうきんベスト10」に出た彼らだが発泡スチロールの粉の下敷きに。その時二人で「もう、4チャンネルには出なーい」「もう、日テレ系には出ませーん」と叫び笑いを取っていた。 | |
ゴールデンルーキー賞終了後、幾つかの事務所に誘われたが、赤尾PDの会社である日企に所属。しかし赤尾PDと些細なことからけんかをし、日企を退社(1984年頭?)。『モーニングサラダ』もレギュラーから降りることとなる。西城秀樹の元マネージャー秦野嘉王が、とんねるずの個人事務所『オフィスAtoz』を設立。移籍に伴い、半年間テレビから離れるものの、その後フジテレビ『オールナイトフジ』『夕焼けニャンニャン』等で人気を得てスターの仲間入り。その後の活躍は言うまでもなし。 歌手としても活躍。日本歌謡大賞などを受賞、紅白にも出演。またユニット"野猿"としての活動も盛んだった。 ピンでの活動も多く、映画、ドラマなどに出演。石橋は『メジャーリーグ2』でハリウッドにも進出。 オフィシャルホームページ〈とんねるず〉には、プロフィール、経歴、最新情報等が載っています。 木梨憲武のブログ木梨サイクルオフィシャルブログがあります。 | |
2020年9月、とんねるず・木梨憲武がハイヒール・リンゴを誘い、漫才コンビ「梨とりんご」を結成。9月22日の『バナナサンド』(TBS)で漫才を初披露。 |