紅白大合戦

 正式名称は「激突!!団体戦シリーズ 爆笑紅白大合戦」。
 オープントーナメントサバイバルシリーズで活躍した芸人が計14〜18組登場し、それぞれ紅組、白組に分かれて戦う団体戦である。
 紅組、白組から毎週2組ずつ出演し、芸を披露。各自合計2回ずつネタを演じてその得点を加算し、最終的に点数の多い組が優勝となった。
 得点を付けるのは10人の審査員で、その方式はオープントーナメントサバイバルシリーズと同じである。
 点数はオープントーナメントサバイバルシリーズと同様の電光掲示板によって表示されたが、この掲示板の上に赤と白の総合得点用の掲示板が用意されていた。
 優勝した組には賞金70万円が手渡された。また、2回ずつの合計が最も高かった組には最優秀個人賞として20万円が手渡された。また各組から1組ずつが優秀個人賞として、こちらはそれぞれ5万円が手渡された。
 そのため、山田康雄がよく「合計100万円の賞金がかかった団体戦」としゃべっていた。
 紅組のリーダーはひびきわたる。白組のリーダーはミスター梅介。番組冒頭では両チームのメンバーが全員(スケジュールの都合で欠席した人もいたが)そろって登場した。第1回では全員所属チームの色のはちまきをしていたが、第2回以降は所属チームの色のジャケットが用意されていた。

 ネタはオープントーナメントサバイバルシリーズ等で披露したものでも構わなかった。また、2組が合体してネタを披露することもあった。

 これは想像だが,オープントーナメントサバイバルシリーズを毎週続けるのが難しくなったため、息抜きみたいな回を作ってお茶を濁したというのが本当のところだろう。常連といわれた出演者、特に常に上位に残っている人たちにとっては、毎回毎回新ネタを作るのがしんどくなったというのが本音と思われる。第1回優勝者であるコントらぶこ〜るは、番組後半になるとよくネタがない、ネタがないとぼやいていた。

各回の概要は下記及びリンク先を参照。

第1回 1984年11月24日〜12月29日 優勝白組 最優秀個人賞ひびきわたる
第2回 1985年08月24日〜09月28日 優勝白組 最優秀個人賞笑パーティー
第3回 1986年02月01日〜03月22日 優勝白組 最優秀個人賞松竹梅
第4回 1986年08月16日〜09月27日 優勝白組 最優秀個人賞ウッチャンナンチャン松竹梅