再チャレンジ

 グランプリシリーズで不合格になっても、再チャレンジする事ができた。2週以上勝ち抜いた場合は、落ちた週から再チャレンジをすることができるが、1週しか勝ち抜いていなかったときは、また0週からのスタートになる。1週勝ち抜き後不合格、0週から再チャレンジをしたのは、牧田博(当時は牧田ヒロシ)、スクランブル
 2週勝ち抜きだったWコミック(1組目)は、メンバーが交代していたため、再度0週からのスタートだった。
 再チャレンジ・新チャレンジは単純にネタ見せに来てた芸人のなかから毎回2〜3組、優先順位をつけて収録会場によんでいた。スタンバイ組は客席にいることが多かった。

 再チャレンジに関しては、当時から大きな疑問があって、1980年8月2日の受賞者大会のミスター梅介さんのオチで「この後は私が再チャレンジの際にお教えします」とあった直後、桂米丸師匠が再チャレンジの規定として「3週勝ち抜いた者はその週からの再チャレンジを認める」と言った筈なのに、いつの間にか「3週目まで行った者」に拡大解釈されて、周知の通りミヤ蝶美・蝶子は3週目からそのまま再チャレンジしました。これだと2週目で落ちた人が一番損をするような……。また、最低2ヵ月のブランクも、当初は3ヶ月と言っていたような……。これはアゴ&キンゾーグランプリ獲得した時(このグランプリ獲得自体も、審査員の赤塚不二夫さんのコメントがかなり歯切れが悪く、新聞か雑誌の投稿か記事で問題になったはず)に急に縮められた記憶あり。